おそ松さん 恋された十四松

【番外編 4】バレンタイン ページ28

「えぇーい！ うるさーい！ こうなったらバレンタインAちゃんとすごせたやつが一歩リード！ つーかチョコ貰えた奴が勝ち！」

「Aちゃんの事だから全員にくれるよ……きっと……」

一松がつぶやくと

「そうだよな、そうそう。Aちゃん良い子だから俺らが喧嘩しいように義理に本命隠すよなぁ」

おそ松が言った

「え、ちょっとまって、なんで俺らの中に本命がいるって設定なの？」

チョロ松が突っ込む。

「フッ、人生分からないもんだぜ」

「クソ松、今日も良く喋るな」

「じゃあ、俺らがAちゃんにチョコ下さい！ 義理はいりません。俺ら誰か1人だけにお願いします。6人で決めました。Aちゃんが誰を選んだも恨みませんって」

「さすがトッティー！ それで決まりだ！」

「おそ松兄さん、それでいいけどさっきから十四松が黙ってるよ」

「本当だどうした十四松」

「14日Aちゃんとデート決まった！」

「「「「「は！？」」」」」

「なにそれぬけがけ？」

「さすがマイブラザーやるな」

「いまの話聞いてた！？」

「だから、兄弟の足引っ張るなよ」

「も〜兄さん達醜いよ！ 十四松兄さんが頑張ってるの暖かくして待ってよ！」

「もういい、バレンタインの件は十四松の勝ちだ、そのディナーが終わってから、だ、十四松！ Aちゃんをうちに連れてくるんだ！」

「「「「「え！？」」」」」

「そこで俺らの誰かに渡してもらう」

「OK、マイブラザー面白そうじゃないか」

「わかったよ、ま、結果は見えてるけどね」

「十四松の一人勝ち。俺は十四松を応援するよ」

「うちに来てくれるかな〜？」

「お正月も来てくれたし大丈夫だよ！」

「あううああううう。取り敢えずLINEしときマッスルマッスル！」

｡･*･:♪

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