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翔「...分かんないんだ」
「...え？」
翔「今あいつが頼れるのは俺しかいない、って思ったら側にいてやることくらいしか思い付かなくて。ここに来ればなんとなく、良くなるんじゃないかって、」
「......」
翔くんはどこまでも優しい
優しくて、儚い人だと思った
智「いいじゃん」
「..?」
智「翔ちゃんがここにいて良くなるって思ったなら、きっと良くなるよ」
翔「智くん、」
雅「..そう、だね！メンバーが1人増えてまた楽しくなりそうだし！」
潤「まぁ、断る理由もねぇし別にいいけど..」
和「.....」
また、にのと目が合った
まるで、お前はいいの？と聞かれているみたい
「..女の子が居てくれると私も嬉しいし、歓迎だよ」
和「...じゃ、俺も賛成」
にのが、“じゃあ”と言ったのが、
まるで、私の意見を待ってくれていたみたいで久しぶりに胸がぎゅってする感覚がした
おかしいな、最近忘れられてきてると思ってたのに
翔「みんな、ありがとう」
.
そしてその日から、この家に女の子が1人加わった
もしこの時、ちゃんと自分の思いを言えていたら
自分の気持ちに気づくことができていたら
にのは私の奥の奥を見て、私の答えを待ってくれてたのかもしれない
私のこのもやもやが、少しずつ溝を生んでいくことにこの時はまだ気づいていなかった
-
-
翌朝
ピピピピ
早番の今日は目覚ましが朝の7時になるようにセットしている
「あと5分....」
ふかふかのお布団
ん、今手に当たったのはにのからもらったぬいぐるみ、、
ん〜きもちぃ、、、
「......」
、、、
今何時だろ、もう5分経ったかな
「......」
バタ、バタ、ガチャっ、
手探りでやっと見つけた目覚まし時計
ぬくっ、と頭を起こして時計を見ると
7時53分
7時53分...............
しちじ、、、、
53分？！？！？！？！？！？！
布団がどっかに飛んでくんじゃないか、ってくらい勢いよく飛び起きて下に降りて顔を洗い髪を梳かす
やっばいお弁当も作ってない、、、
作る時間がない、、、、、
速攻で着替えと化粧を済ませ、弁当を作ろうとリビングに入る
.
潤「へぇ〜、やるじゃん」
雅「え、おれこっちがいい！」
キッチンには私がいつも使ってるエプロンを着けた夕葉さん
そして、夕葉さんの手元を覗き込む潤くんとまーくん
、、、え？
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ふり(プロフ) - 感情移入して泣きながら読んじゃいました！すごく素敵な作品であるですね。どのように完結するのか楽しみです！ (2020年2月4日 22時) (
レス) id: e7746f777b (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読みました。主人公に感情移入して読んでいたらドキドキしたり、苦しくなったりしました。どうなって行くのか非常に気になります！とてもハマりました。更新楽しみに待っています♪ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました！！！ドキドキします（○_○）！！更新楽しみにしてます (2019年12月14日 7時) (レス) id: 95b46067ba (このIDを非表示/違反報告)
mielay(プロフ) - 更新待ってました〜〜(><)♪にのも翔くんもいいけど、大野くんの包み込んでくれそうな感じ好きなんですよね(笑)これからの展開ドキドキしながら楽しみにしてます！ (2019年12月5日 12時) (レス) id: 883d77482b (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 次の展開が楽しみです。更新待ってます (2019年10月2日 12時) (レス) id: 313a034b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年8月4日 1時
