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でもそれ以降彼女に会うことはなく、
何もないまま月日は流れた
でも彼女のことを1日も忘れたことはなかった、
家にはユウカがいたから
ユウカが笑った顔だったり怒ってる顔を、俺は自然と彼女に重ねていることが多かった
だから......
.
ユ「私にのの事が好き」
.
そう言われた時、すっげぇ胸が痛かった
だって自分のせいだって分かってたから
今でも忘れない、今日みたいに暑い夏の日の夜だった
俺がユウカにいつのまにかあの人を重ねてて、そしたらいつのまにかユウカに対する態度が変わっていって
和「.......ごめん」
そう答えた時自分がこの地球上で1番のクズな人間だと思った
どうしようもなく最低で、クズな男
勝手に好きになった女を重ねて幻想を見て、勘違いさせて、挙げ句の果てに振る
でもそんなクズな俺を救うように、
いや、違うな
あれは俺を責めたのか
ユウカが言った
ユ「そんなにお姉ちゃんが好き？」
ユウカは全部気付いていたらしい
俺も勘はいい方だと思っていたし
計算高い方だと思ってた
嘘はつくのうまいし
それなりにうまくその場をやり過ごせる人間だと思ってた
でも、
和「...うん」
俺はユウカに馬鹿正直に答えた
きっとユウカにとってはすごく残酷なことをした
ユ「そっか〜笑 やっぱりそうなんだ笑」
あの時のユウカの笑顔を俺はずっと忘れないと思う
いろんな混じり合った感情を、俺に向けてくれた優しさで包んだような笑顔
和「なんで分かったの」
ユ「そりゃずっとにののこと見てたんだから笑 侮らない方がいいよ〜？怖いんだから女の勘は」
ユウカが笑うと責められている気がして苦しかったのを覚えてる
ユ「別に邪魔するつもりないけど、応援もしないからね！」
それからユウカと気まずくならなかったのは彼女がそのことを家の奴にもお姉さんにも話さなかったのと、絶妙に距離を置きつつも俺といつも通り接してくれたのと、、
そして何より
ユウカに彼氏ができて家を出る時に言われた
「今は応援してる」
の一言のおかげだ
俺は彼女には一生敵わないと、
女の強さとともに、
自分がいかにぽんこつで情けなくてバカでどうしようもない人間なのかを知った
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ちゃんまい(プロフ) - 新しく恋したにのと結ばれてほしいけどそれまで主人公が辛い思いをするなら、たぶんきっと早い段階で好きになってくれた翔くんや潤くんどちらかと結ばれてほしいって思うし、でも気持ちをストレートに言ってくれる智くんもずっと近くにいた雅紀くんもいい！ (2019年6月24日 9時) (
レス) id: b08c1cfdbb (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - にのと結ばれますように。 (2019年6月22日 5時) (レス) id: 092a98dfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年5月25日 2時
