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はーち ページ9

「火傷の具合はどう?」


出勤した瞬間聞いてくる先輩、そんなに気にしなくていいのに、

意外と律儀な奴なんだな。


『バッチリですよ、ほら。』

「ホントだ、一日だけで治るなんて、よかった。」

『そうです、なので今日もやりましょう。』

「もうやらない、毎回ヒヤヒヤするのなんて勘弁。」

『ははっ、先輩がヒヤヒヤとか、炎の悪魔なんで大丈夫ですよ。』

「ん?何か言った?」

『いたいれすせんひゃい、』


頬を引っ張られる、有無を言わさないようだ。


「返事はもうやりません。」

『もうやりまひぇん。』


「よし、それじゃあ今日は問題児クラス辺りをお願いね。」

『はい。』


さてと、仕事しますか、先輩にサボるなと釘も打たれた。

鼻歌を歌いながら警備をする、すると見知った顔がいる。


『ダーリン元気してるー?』

「やぁハニー、僕はめちゃくちゃ元気だよ〜。」


あれ以降仲良くなったのでこういう冗談も言える。


「ダリ先生!このヒト誰ですか!?」

「まだロビン先生には言ってなかったね、新しく来たAちゃんだよ〜。」

『どーも、仲良くしようねー。』

「はい!もしかしてイフリート先生の後輩ってAさんだったんですか!!?」

『そーそー、それと堅苦しいの苦手だから気軽にいこー。』

「分かった!仲良くしようねAちゃん!!じゃあ僕はもう行くね!ばいばい!!」

『元気だねー、授業がんばれー。』


唯一の癒し系、見てて癒されるわあれ。


「ちょっとー僕のこと忘れてない?僕にも頑張ってって言ってー。」

『ごめーん、ダーリンお仕事頑張って♡』

「おっけーハニー僕お仕事頑張るよ♡」


周りから見たら痛いカップルに見えるだろうな、

ダーリンと別れを告げ警備を続ける。


警備が終わり暇なので校舎に入る、広い廊下だなぁ、絶対掃除大変じゃん。

廊下を眺めてると何か落ちているのが見える、

近寄っていくにつれはっきりと見えてきた、誰か倒れてる。


『えっ!!君大丈夫!?救急車ー!!!そうだ魔界に救急車無いんだった!!』


どうしよ、何か血吐いてるし、とりあえず姫抱きをし保健室に連れていく。


『大丈夫だよ!多分死なせないから!!』

きゅー→←ななー



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ルウ(プロフ) - 天音さん最高ですよこの作品!(´✪.✪`)キラキラ (10月9日 0時) (レス) @page14 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天音 | 作成日時:2023年9月18日 22時

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