ポートマフィアのわんこは今日も頑張る。

なんやかんやで加入しました ページ5

？｢リンタロウ！もうおやつの時間よ！！いつまで仕事をして……｣


森｢あーごめんねぇエリスちゃん！そうだねおやつにしよ…｢わー！犬だぁー！！｣


『え？』


エ｢お名前なんていうのー！？それ触っていい！？｣


『ど、どうぞ？』


エ｢うわーもふもふ！！｣


森｢え、エリスちゃん？｣



森さんの言葉を無視して私の垂れ耳を触るエリスちゃん。

目をキラキラさせていて可愛い。

ってそんなこと考えてどうすんだ！私今ピンチなんだぞ！？



森｢エリスちゃん早くこっちにおいでー？｣


エ｢ねぇリンタロウこの子どうしたの！？新しく入った子！？｣



エリスちゃんのスルースキルに改めて驚愕する。



森｢その子は不法侵入者で今から拷問を……｣


エ｢なにそれダメ！ねぇリンタロウこの子飼いたい！！｣


『え゛』



森｢飼いたいってその子は不法侵入者で……｣


エ｢飼ってくれなきゃリンタロウのこと嫌いになるよ？｣

森｢よしこの子を新しくポートマフィアに加入させよう！！｣



『えっ、えぇ？』



キャッキャッと喜ぶエリスちゃん、私抜きで話が進められている。

私の意見は……？



森｢じゃあちょっと加入の手続きをするからエリスちゃんはあっちの部屋で待っていてね？｣


エ｢はーい！またあとでね？｣


『あっうんまたね。』



名残惜しそうに私の耳から手を離し部屋を出るエリスちゃん。

部屋には私と森さんの二人きりになった。


私を見てニコッと微笑みかけてくる森さん。



森｢もちろん加入してくれるよね？｣


『拒否権は…』


森｢拷問されるかどっちがいい？｣


『加入させてください。』



どうやら私はこっちの世界での就職活動は終わったようです。

犬谷A、所属…ポートマフィア

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