34話 悪夢の始まり ページ38
ーAsideー
昼放課中に、大将に部活に遅れてくと伝えて、現在は放課後。
屋上への呼び出しって、何か嫌な予感がするんだけど………………。
勇気を振り絞り、屋上のドアを開けると、そこには――――――
あんず「やっと来た!待ってたのよ!」
A「唯々浦、先輩………………?!」
唯々浦先輩が居た。
満面の笑みを浮かべて。
A「どうして、私を………………。」
あんず「要件をパッと言うね!」
要件を話すと言うと、唯々浦先輩はいきなり真顔になった。
敵を見るような目。
あんず「鬼龍先輩と別れてほしいの。」
A「え………?」
あんず「鬼龍先輩みたいな優しくて、男前な人、あんたとは釣り合わないの。いい?鬼龍先輩も、あんたみたいなブスな女とよりも、私みたいなかわいい女と付き合いたいはずでしょ?」
その口から出てきたのは、残酷かつ、怖い言葉の羅列だった。
A「でもっ!鬼龍先輩っ、私のこと好きだって――――」
あんず「そんなの遊びに決まってるでしょ?そんなことも分からない程バカなの?」
遊びなんてありえない。
あんず「あ、鉄虎くんとも………………いや、アイドル課の男とは関わらないでね。み〜んなっ!私のモノなんだから♪」
A「アイドルと関わらないなんて………、そんなの、プロデュースっ!」
あんず「だったら消えて。この学院から。プロデューサーなんて1人で充分なの。分かった?」
狂ったような笑顔を見せる唯々浦先輩。
「分かった?」って、そんなの―――――
A「嫌、です………………。」
あんず「は?」
A「嫌です!!鬼龍先輩とも別れないし、この学院から消えたりもしません!!」
そう言うと、敵意に満ちた目で私を睨みつけてくる唯々浦先輩。
あんず「いいわ。でも、そう言ったこと、すぐに後悔させてあげる。」
そのまま唯々浦先輩は立ち去っていった。
唯々浦先輩が立ち去った後も、私はその場から動けずに居た。
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まこと - Hikaひかりさん» ありがとうございます♪大将かっこいいですよね♪これからも更新頑張っていくので見て頂けると嬉しいです♪ (2017年11月26日 16時) (レス) id: ce816e3697 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaひかり(プロフ) - 大将やっぱりイケメン(*≧∀≦*)カッコいい!最高です!続きが楽しみです!更新頑張ってください! (2017年11月26日 14時) (レス) id: 16a9728f09 (このIDを非表示/違反報告)
まこと - 非常に身勝手ですが、リクエスト?を一週間後には締め切らせて頂きたいです!リクエスト期間内でも夜月くんを出さずに更新していけるだけしていきます!これからもこの作品をよろしくお願いします! (2017年9月29日 21時) (レス) id: ce816e3697 (このIDを非表示/違反報告)
まこと - リクエスト?ありがとうございます!実は最初の時点で紅月、かなり迷ってたんですよ………!大将との絡み、魅力的ですよね! (2017年9月29日 20時) (レス) id: ce816e3697 (このIDを非表示/違反報告)
紅月P - リクエスト?です 出来れば夜月君のユニットは紅月がいいです…!大将とのからみがみたいので! (2017年9月29日 19時) (レス) id: fb6b74f208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まこと | 作成日時:2017年9月9日 22時