悪女は許さない

13話 終幕 ページ14

ーAsideー

コイツ、今何て言った？

生徒会に入ってほしい？

？「会長？！転校生をいきなり生徒会に？！」

赤い髪の先輩が驚いたように英智へ尋ねた。

私も驚いてます。←

英智「生徒会も手が足りないし、信頼できる人間は引き入れるべきだよ。」

？「信頼って！転校生なんですよ？！天ノ川は！」

桃李「そうですよ、会長！流石にっ！」

敬人「俺は賛成だ。」

？「副会長？！」

敬人が私の生徒会入りに賛成したことに、赤い髪の先輩はとても驚いているようだ。

私も驚いてます。←

敬人「Aは決して、機密事項を外部へ漏らしたりしない。」

？「何でそんなこと言い切れるんですか？！」

敬人「俺は、Aの幼馴染だからだ。」

？「え？！」

敬人ぉぉ？！

流れ的にそう来ると思ってたけどさぁ？！

英智「そして、僕の従兄弟だよ。」

英智もぉぉ？！

秘密もへったくれもないしぃ？！

桃李「天ノ川って、天ノ川家のっ？！」

A「大正解。私は天ノ川グループの社長の娘。英智とは従兄弟で、敬人とは幼馴染にあたる関係。」

バレたくなかったのに〜！

？「それなら、少しは信頼、出来たかもしれません………。」

桃李「ボクも………。」

英智「よし！決まりだね！」

A「あの〜、英智サン？私に拒否権は？」

英智「ないよ？」

デスヨネー。

拒否権なんてあったら今頃ここに居ないし。←

こうして、私の平凡な毎日は、わずか2週間で終わりを告げた。

英智ぃぃ！(泣)

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