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中島敦「それで太宰さん、こんな変なホースで何をするんですか?」
太宰治「ぶっかけ!」
中島敦「言い方!!!って、ぶっかけ......?」
太宰治「ああそうだ。敵は毒の蝶を鎧として使う死刑囚、どうせ死ぬ運命ならここでちゃっちゃと死んでもらおーう!ってことで、水で鎧を剥いでしまうのさ。毒は水で綺麗さっぱり洗い流すって言えば伝わるかい?」
中島敦「なるほど...!それで今、マンホールからホースを出すため、梯子をのぼっていたと......」
太宰治「ああ。片手でいいから、そのホースをしっかり掴んでておくれよ。私が万が一落としたら、また下まで取りに行かなくちゃいけないからね。こちら包帯チーム、準備はいいかい?鼠チーム。」
『重い。』
太宰治「貧弱な気味が悪いのさ!さあ、ぴったり五秒後に水を放つよ!」
『ここはこのイワンが!』
『意地でもぼくがやります!!!』
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作者名:琲世 | 作成日時:2022年11月25日 11時