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Story...103 ページ5

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[赤司side]


風呂から上がり髪を拭きながら寝室に行くと、Aはベッドで横になっていた。
寝室の鍵をかける。

その音が聞こえたのかAは体を起こす。


「征十郎さん……」
「寝ていていいよ」

とベッドに腰かけAの頭を撫でる。
Aは目を細める。

あ、可愛い。
その時Aの目の端に涙が見え、涙を拭う。


「何か嫌なことでもあったかい?何か力になれるかはわからないが、話くらいなら聞けるから」

とAの頭を撫でる。

Aは首を振って起き上がり、俺の肩にかけてあるタオルを取ると俺の後ろに回り髪を優しく乾かしてくれた。

Aの手つきがあまりにも優しいからウトウトとしてくる。
Aの手に手を重ねる。

「征十郎さん?」
「…Aの手は小さいのによく頑張るね」

とAの手を握る。

白くて細くて小さくて、可愛らしいAの手に口付ける。
Aはそれだけで顔を真っ赤にする。

愛しいAの腕を引っ張りAが後ろから抱き付くように仕向ける。

「Aはお父さんが嫌いかい?」

今まであえて聞かなかった事を思いきって聞いてみた。

「……わかりません」

Aからの返事は肯定でも否定でもなかった。

肯定されなかったところには安心したな…

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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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五月病エンジョイ勢(プロフ) - 完結おめでとうございます。学校の図書室で号泣しながら読み進めさせてもらいました。めっちゃ良い話です。泣けます。駄作?駄作と書いて『かみさく』と読む← 2人が幸せそうで何より。これから先の事はベットで寝転がりながら想像してきます( ˇωˇ ) (2018年6月15日 23時) (レス) id: 085867931a (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます!!素敵なんてとんでもない……!最後の方はほとんど適当でしたね………すみません…私も二人が幸せで何よりです!読んでくださりありがとうございました!! (2016年9月27日 17時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とっても素敵な小説で良かったです(*´∀`)最後の終わり方もとっても良かったです!最後はうるっと来ました(T^T)二人が幸せになって何よりです (2016年9月27日 17時) (レス) id: 206703b95c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ハクヤ♭さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!感動物になっているという自信は正直ありませんでしたけれど、そう言ってもらえて嬉しいです!本当にありがとうございました! (2016年9月19日 1時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ハクヤ♭ - 完結おめでとうございます!感動しました! (2016年9月18日 22時) (レス) id: 8be340547c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年8月15日 0時

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