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Epilogue ページ22

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[赤司side]


あのあと、Aの症状が順調に回復に向かった。
やはり父親の心意が気掛かりだったのかも知れない。

今では、


「Aお姉ちゃん!征十郎お兄さん!こんにちはー!」
「A姉さん、征十郎さん。お邪魔します」

と義理の弟達との関係も良好でよく泊まりに来る程。

Aもすごく弟達を可愛がっている。


「いらっしゃい」
「やぁ、よく来たね」

読んでいた雑誌を下ろして弟達を見る。

Aがお茶の用意をしそうになったから俺が先に動く。


「Aは座ってて」

とAの頭を撫でて俺がお茶の準備をする。
義理の妹はAにべったりで、よく遊びに行っている。

その送り迎えを時々していたりする。

まぁAが楽しそうならいいんだが。

「今度ここ行こ!今ね、ここすごく人気でね!」
「うん、そうだね。最近テレビでよく見るよ」

と二人は話していた。
弟達の前に紅茶を出す。

「あ、そういえば予定日っていつでしたっけ」
「来月だよ」
「大分目立つ様になりましたもんね」

と弟は少し身を乗り出してAの腹を見る。
Aはそっと撫でた。

俺はAの撫でる手に手を重ねて握る。

Aは俺を見る。
俺はAを見て何も言わず笑い合うと、Aの額に額をくっ付けた。

「いいなぁ。お姉ちゃん達、いつもラブラブで。いつもラブラブの秘訣って何?」

と言われてAから離れると妹を見る。

「秘訣は…」

Aをチラッと見てクスッと笑う。

「秘密だよ」


**fin

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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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五月病エンジョイ勢(プロフ) - 完結おめでとうございます。学校の図書室で号泣しながら読み進めさせてもらいました。めっちゃ良い話です。泣けます。駄作?駄作と書いて『かみさく』と読む← 2人が幸せそうで何より。これから先の事はベットで寝転がりながら想像してきます( ˇωˇ ) (2018年6月15日 23時) (レス) id: 085867931a (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます!!素敵なんてとんでもない……!最後の方はほとんど適当でしたね………すみません…私も二人が幸せで何よりです!読んでくださりありがとうございました!! (2016年9月27日 17時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とっても素敵な小説で良かったです(*´∀`)最後の終わり方もとっても良かったです!最後はうるっと来ました(T^T)二人が幸せになって何よりです (2016年9月27日 17時) (レス) id: 206703b95c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ハクヤ♭さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!感動物になっているという自信は正直ありませんでしたけれど、そう言ってもらえて嬉しいです!本当にありがとうございました! (2016年9月19日 1時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ハクヤ♭ - 完結おめでとうございます!感動しました! (2016年9月18日 22時) (レス) id: 8be340547c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年8月15日 0時

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