【黒子のバスケ】愛しているから閉じ込める...2【赤司征十郎】

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[赤司side]


Aは甘い酒しか飲まないし、あまり量も飲まない。
特別弱い訳でもないし強いわけでもないが、どちらかと言えば強い方だろう。

一度俺が先に酔った時があったくらいだ。
まぁ酒の種類によるが。


Aは二杯目で軟骨の唐揚げを食べている。
酒にも会話にも興味なさそうだった。


「気に入ったのかい？」


と聞くとAはもぐもぐと食べながら頷く。
Aと居ることが本当に何よりも癒しだ。


「本当いつも仲良いわね」

と実渕さんに言われて実渕さんを見る。

「Aと喧嘩なんかしたら俺は生きていけませんよ。俺が即謝ります」

喧嘩になりそうならその前にやめる。
Aに怒られてつい言い返すと喧嘩になりそうだから言い訳はせずに謝る。

それが俺達の仲を悪くさせない秘訣だ。
自分が悪いと思ったらすぐに謝る。

初めの方に謝れば『ごめんね』で済む事が多いからね。
穏便に済ませることに越したことはない。


「大きな喧嘩なんてしたこと無いよね」

とAに聞くとAは少し考えて頷く。

「喧嘩の理由すらありませんよ？」
「そうだよね。基本俺はAの言いなりだし」
「え？私こそ征十郎さんの言いなりじゃ…」

とAは言ってくる。


「俺の方が言いなりだ。Aの頼みは断れないのだから」

と言うとAも頬を膨らませて不機嫌になる。


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移行します。
続編が出来次第またお知らせします。

p.s.
お知らせが遅くなり申し訳ありません。
続編が完成いたしました。
続編でもよろしくお願いいたします。

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