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Story...44 ページ46

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[赤司side]



Aを喜ばせる方法を考えていると、寝室のドアを叩く音が聞こえ寝室の鍵を持って行く。

ドアを開けるとAが目を覚ましていた。


「おはよう、A」

とAを抱き締める。
Aも俺の背中に手を回してくる。

こうしている時、本当に俺は恵まれていると思う。


「おはようございます」
「おはよう」

とAを抱き締め頭を撫でる。

そしてAの顎を軽く上に向ける。


「A、こっち見て?」


と言うとAは素直に俺を見る。
俺はAの唇をそっと奪った。

必ずしないといけないという決まりはないが、せめて仕事前に一回はキスをしないと仕事に身が入らないのだ。


「ん、これでいい。じゃあ朝御飯を…今朝は一緒に作ろう」


と提案するとAは嬉しそうに頷いた。
俺はAの頭をポンポンと撫でると、Aをキッチンまでエスコートする。

「征十郎さんといると毎日お姫様みたいです」

とAは笑いながら言った。


「お姫様じゃないのかい?」
「え?私そんな家系じゃないですよ?」

と的外れな答えを聞きながらキッチンに着く。


「だから、Aはいつでも俺のお姫様だよ」

なんてクサイ台詞を言ってみた。
ちょっとしたウケ狙いだったが、Aから反応はない。

ひょっとしなくても滑ったな……

と思いながらAを見るとAは顔を真っ赤にして照れていた。
そして顔を真っ赤に染めたまま俺に抱き付く。

「征十郎さんはいつでも私の王子様ですよー!」


二人して顔を真っ赤にしながら朝食を作ったのだった。

たまにはこんな朝も良いかな…


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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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和恋 - いえいえ!はい! (2016年6月22日 18時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» コメント返信ありがとうございます!!はい!頑張ります! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - いえいえ!はい!はい、私もそう思います!いえいえ!続き頑張ってください。応援しています! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» 初めまして、ありがとうございます!頑張ります!この二人なら乗り越えられると思います(笑)コメント本当にありがとうございました! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - 初めまして、続き頑張ってください。征君と夢主ちゃん、凄いです! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年6月1日 0時

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