【あんスタ】転校生と愉快すぎる仲間たち。（２） (ページ3)

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みんなで自己紹介！ページ3

グイッ

「うにぃ～！？眼鏡やめてよ！」
「3年に対して眼鏡とは何だ。後で説教してやろう。」

そう背の高い敬人に首根っこを掴まれて持ち上げられている桃李君。
あれだ、パンダの赤ちゃん状態だ。

『敬人、1年生の子を虐めたらダメだよ』

「「「「敬人！？」」」」

すると私の言葉に敬人以外の全員が声を上げた。

「よりによって副会長と付き合ってるノ！？
趣味悪いヨ、子猫ちゃん…」
「何何！？Aさんと蓮巳先輩ってカレカノなの！？やば！！ゆうたくんに報告しなきゃ！」
「ちょっとひなた！Aに説教眼鏡なんて釣り合う訳ないでしょ！？」
「最近の若い子は怖いですね～」

「色々言いたい事があるが取り敢えず逆先、姫宮。後で生徒会室に来い。」

どうやら私の「敬人」呼びが皆を誤解させてしまった様だ。
まぁそりゃそうだよね。普通先輩の事を呼び捨てなんてしないもんね。

『私と敬人は付き合って無いから！！皆誤解しないで！！』
「いずれは蓮巳Aになる。貴様らには渡さん。」
『勝手に決めてんじゃねぇよ眼鏡』

油断したらすぐこれだ。そろそろ眼鏡かち割って現実見せてやろうか。

「はいはーい！取り敢えず全員自己紹介しようよ！
何事も自己紹介からでしょ？
俺は1-A、葵ひなた！俺とそっくりな顔で青のヘアピンとヘッドホンしてたらそっちはゆうたくんね！」

ひなた君の提案に全員が納得し、頷く。

「ボクは1-Bの姫宮桃李だよ。生徒会に入ってて学院トップのfineに入ってる可愛い桃李さまって覚えてよね！」
「さっきも言ったけド、ボクは2-Aの逆先夏目。
そこにいるモジャ眼鏡と一応Switchっていう魔法使いユニットを組んでいるんダ。」
「そのモジャ眼鏡が俺、青葉つむぎです～。
3-Bに所属していて図書委員もしてます！」
「3-Aの蓮巳敬人だ。生徒会副会長兼弓道部の部長を務めている。」

この流れで行くと私が最後か。

『私は2-Bの蓮巳A…じゃ、じゃなくて！！！
間違えた！！！訂正！！！
日南Aです！！！』
「何だ、間違える程嬉しかったのか？
次、俺の誕生日が来たらお互い結婚出来る歳だ。
望み通り入籍してやろう。」
『要らんわボケ！！！』

私の的確なツッコミに全員がウケる。

今のは完全に無意識だった。
何やってんだよ私！！！
完璧敬人のペースに呑まれてんな！！！クソ！！！