蓮巳先輩最高かよ ページ4
「すまないな…。英智のせいで俺なんかと…。」
『いえいえ！寧ろあの人より蓮巳先輩の方が話しやすいので！』
結局天祥院先輩の提案で蓮巳先輩が教室まで連れて行ってくれる事になった。
良かった。天祥院先輩じゃなくて。
「お前のクラスは2-Aだ。因みに俺はその真上の3-Aに所属しているから何か困った事があればいつでも来い。」
『分かりました！でも何でそんなに良くしてくれるんですか？』
「っこ、後輩には先輩らしい所を見せなければならないからだ。
それに俺は生徒会副会長だ、これ位当たり前の事だろう。」
少し照れた様子で言い切った蓮巳先輩。
絶対この人が生徒会長なった方がいいよ。推薦するわ。
『蓮巳先輩って大人ですね…』
「突然何だ」
『いや天祥院先輩と同学年なのに、あの人よりしっかりしてるなぁと思いまして』
「あぁ…まぁな。
だがあいつはあんな馬鹿みたいだがやる時はやるぞ。
あんなのでも一応生徒会長、学院の代表だからな。」
『まじですか！？ぜんっぜん想像つきません！』
「貴様はいい意味でも悪い意味でも素直だな…」
と、廊下を2人で並んで歩きながら他愛もない話をしていると蓮巳先輩がとある教室の前で立ち止まった。
「ここがお前のクラスの2-Aだ。
失礼する。氷鷹はいるか？」
ガラッ
「何だ副会長か。どうした。」
蓮巳先輩がドアを開けて教室に入れば氷鷹と呼ばれた黒髪の男子生徒が近付いてきた。
うわ、流石アイドル育成学校…。皆イケメンばっかりだ…
「先輩には敬語を使えと言っているだろう…。
今日から編入してきた日南Aだ。
後はよろしく頼む。」
「あぁ、彼女が転校生か。了解した。
転校生、まずは教室に入れ。」
『あっはい！失礼します！』
氷鷹君に呼ばれ私も教室に入る。
すると一気にクラスメイト全員の目線が私に集まる。
「A、俺は生徒会の仕事があるから戻るぞ。
まぁ慣れない事だらけで最初は辛いと思うが、無理せずに頑張れよ。」
『は、蓮巳先輩…！！はい！頑張ります！！』
それだけ言うと蓮巳先輩は柔らかい笑みで教室を出て行った。
やっぱりあの人心強い…！！
蓮巳先輩最高じゃん。
「転校生。まずは自己紹介を頼む。
おい、お前ら静かにしろ！特に明星！」
「ホッケ〜が一番うるさいよ〜！ねー？ウッキー。」
「ええぇ！？僕まで巻き込まないでよ明星君〜！」
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そら@蓮巳敬人の守護神(プロフ) - らんさん» そう言って貰えて嬉しいです！！お気に入り登録も有難うございます！更新も頑張ります…！！ (2021年9月22日 10時) (
レス) id: 92b3941dae (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - 凄く面白いです！！！短時間で一気に読んでしましました…お気に入り登録しました、更新頑張ってください〜！！ (2021年9月21日 22時) (レス) @page45 id: 5e483aeaf9 (このIDを非表示/違反報告)
そら@蓮巳敬人の守護神(プロフ) - 涼花さん» めちゃめちゃ嬉しいです…！！お気に入り登録もありがとうございます！楽しんで貰える様なストーリーをお届けできる様に頑張らせて頂きます！！ (2021年9月21日 11時) (レス) id: 92b3941dae (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - すっごいカオスで楽しいです！！しかも面白いですし！私の望んでたものドンピシャです！！ありがとうございます！！！更新頑張って下さいね！ (2021年9月21日 11時) (レス) id: 9dcc6e947e (このIDを非表示/違反報告)
そら@蓮巳敬人の守護神(プロフ) - 瑠愛さん» わあああわざわざ短編集から…！！バナナ農家あどにすさん私の力作なんです笑 はい！期待に応えられるように頑張ります！！笑 (2021年9月21日 10時) (レス) id: 92b3941dae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作者ホームページ：https://twitter.com/Sora_Ux_xUoO
作成日時：2021年9月19日 10時
