15 ページ17
「ッシアーーース！」
「お願いしゃーす！！」
「全員揃ったらアップ取るぞー。ってあれ？リエーフとマネージャーは？」
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
「まずい、まずい、まずいっ！」
いそがないと、先生に言うの忘れてたって！
息を切らして、廊下を走る。本当は走ったらダメだけど今は、そんなこと構ってられないのだ。
(はあっ、はあっ…ついた3組！)
息を整えたら、ガラッ、とドアを引く。
「灰羽くん！いますか〜！！！」
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
リエーフside
なんか、特別感ある。
俺だけ、マネージャーのこと、名前呼び。
昨日から、突然仲良くなってしまった。
「ふふーん…」
「なんだよリエーフ。ご機嫌だな。今日はバレーの先輩休みなのか？」
「ばっか。ちげーよ！……違ぇよ…はあ…」
「うわあ、あからさまにテンションが下がった…」
「まぁ…先輩は休みじゃないけど…でも別にいい事あったんだよなー」
「教えろよー」
「いやだよ！秘密！」
誰が教えるもんか。
なんかなー。この特別なカンジは、
俺の中だけでとっときたいから。
なんて友達と戯れていると、
突然呼び声がかかった。
「灰羽くん！いますかー！！！」
「！？」
ん？俺、呼ばれてる！？
「リエーフ！めっちゃ背たっけぇ女の子が、お前のこと呼んでるぞ！」
A… ？
「ごめん！行ってくる！」
「んあああー、何だよっ！いい事って…あの女の子のことかよ〜〜チクショウ〜！！
あいつにもついにカノジョが〜〜〜！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たかな(プロフ) - ライグリールさん» ありがとうございます！！ (2020年7月30日 6時) (
レス) id: 73a36fd221 (このIDを非表示/違反報告)
ライグリール - すごい…リエーフがかわいい…！おもしろかったです！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: 10ffdced2d (このIDを非表示/違反報告)
たかな(プロフ) - 夜空さん» コメント、とっても嬉しいです！！読んでくれてありがとうございます！！！ (2020年2月21日 21時) (レス) id: 76ca1e95bd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - すごく面白かったです。リエーフ君、カッコいいッ (2020年2月20日 19時) (レス) id: abc6410102 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：TANAKATUKI | 作成日時：2020年2月7日 3時
