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それから４年後。
幾年にも渡り切り開かれた攘夷戦争
しかし国を守ろうと剣を持ち、立ち上がった侍とは裏腹に幕府は降伏。
幕府は侍を見捨てたのであった。
侍の国、日本では天人が好き勝手に政治を動かし国民も領土も天人の支配下
剰え”廃刀令“などといった法律を定め、侍から魂さえも奪っていった
廃刀令の影響は天人蔓延る江戸を中心に広がり、いくつもの道場が潰れていった。
その手は武州にある近藤の道場にも及び――――
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近藤「な、なぁトシ。
本当にAちゃんに言うのか？
Aちゃんに説明するのはもう少し後のほうが·····」
土方「んなことして江戸に発つ直前にゴネられたら溜まったもんじゃねーよ。
今からでも話して納得させなきゃ彼奴は引き下がらねェ」
廃刀令の影響で道場こそ潰れてしまったが、この者達の魂は潰れなかった
近藤達は武州を離れ、反乱を起こす攘夷志士の取締りをするべく特別警察として江戸で一旗を上げる。
その決意をつい最近固めたのだ
沖田「今言ったってAさんが引き下がるとは思えませんぜ。
なんたって頑固で意固地で意地っ張りですからねェ」
近藤「そうだぞトシ。Aちゃんは頑固で意固地で意地っ張りな娘なんだ。
あぁいう年頃の子は駄目といった事をやりたくなってしまう反抗期なんだぞ」
土方「アンタらAの前でそれ言うなよ。余計面倒くさくなるから」
特殊武装警察。
学もなく己の剣術しか持ち得ない彼らにとっては恰好の場だが、
反乱分子といえど元は侍。そんな攘夷志士を相手にする場に女であるAは連れていけないと考え、武州に残らせることにした
恐らく本人は嫌がるだろうが、いつかは言わなければならない。そう踏んだ土方は早速話をつけようとAの部屋へ向かった
そんな土方を不安気に見る近藤と無関心そうな沖田が後ろを着いていく
近藤「なぁトシ、やっぱり·····」
土方「心配要らねーよ近藤さん。
彼奴はもう１４だ。
そんな聞き分けのないガキじゃねーんだよ。
少しは大人になってるはずだ」
部屋の前で立ち止まった土方は一度深呼吸をして襖に手をかける
Aと出会ってからもう４年
来年は元服する年
そう信じて襖を開けた――――
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沖田「·····Aさんが大人になってたら誰も苦労しませんぜ」
総悟の呟きが誰かの耳に入ることは終ぞなかった
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バナナ(プロフ) - honoさん» お待たせしてごめんねぇぇ…すごい時間かかったけど戻ってきたよぉ、お話書くの頑張るねぇ……。コメント、ありがとございますぅぅ！！ (9月12日 15時) (
レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - み○きーさん» うわぁぁあん、こんなに長くお待たせしてしまってごめんなさぃぃ…続き待っててくれてありがとぉ……コメントもありがとぉぉ…… (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - よのやさん» たいっっへん長らくおまたせしましたァァァ！！！ミツバ篇、感動の回になるようにお話を考えますので、何卒、何卒ぉぉ…！あったかいコメントありがとうございますぅぅ！！ (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
hono - このお話、大好きです︎🫶🏻更新待ってます!! (2023年4月10日 2時) (レス) @page38 id: 7d61f04700 (このIDを非表示/違反報告)
み○きー - 続き楽しみです！待ってま〜す！ (2023年3月31日 22時) (レス) id: e1b7b0a3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バナナ | 作成日時：2022年4月6日 21時
