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夕方の茜色とと夜の黒色を混ぜた様な空模様の下
ターミナルではマスコミでの取材や、この事件での建築被害の後始末や、エイリアンの死骸の回収で賑わっていた
真選組も勿論、賑わってる
···土方の説教で
土方「いい加減テメェは、自分から厄介事に首突っ込むのはやめろ!!」
『いや、いつも自分から首突っ込んでないし。
なんなら今回も厄介事に巻き込まれただけだし』
今私は土方の説教を受けている
私旦那に連れてかれた被害者なのに怒られるとかおかしくない?
こんな時に旦那はどっか言ってるし
絶対恨むわ
土方「おいA!聞きてんのか!!」
『え、何?晩ご飯の話?』
土方「誰がんな話した!!」
((ゴッッ
『い゛!!』
私の頭にいつもより強めな拳骨が下りてきた
直ぐに暴力行為するの良くないと思う
でも、今回の拳骨はあまりにも痛すぎて目から汗が出て来た
ヒリヒリというかガンガンというか、取り敢えず痛みが収まらない頭を抑えながらキッと睨みつけるが、その何倍もの圧で睨まれてた
土方「お前はもうちょっと総長だという自覚を持て!
大体お前はいつも((近藤「まぁまぁ、落ち着け、トシ。」
土方の説教の間、ずっと地面に正座してて足が痺れてきた頃、エイリアンの死骸の回収に一段落ついたのか近藤さんが来てくれた
助かった
近藤「こうしてAちゃんが無事帰ってきた事だし、ターミナルに連れて行ったのは万事屋だ。
Aちゃんは悪くない」
土方「アンタは少しAを甘やかし過ぎだ。
そんなんだからこんなじゃじゃ馬娘になっちまったんだ」
沖田「そうですぜ。
Aさんにはもうちょっと躾が必要でさァ。
俺がやってやりやしょうか?」
『マジでやめて、十分反省したから』
近藤さんに一通りの注意を受けた後、この事は要反省と言う事で片付いた
『痛たたた、足痺れた···
土方、肩貸して』
土方「あんな短時間の正座で痺れたのかよ。
しゃーねーなぁ」
んな事言われたって、お昼位からエイリアン騒ぎでずっと動きっぱなしの上に、終わってすぐ説教
尋常じゃないくらいの疲労が押し寄せてきた
土方「ったく、ほらよ」
『何故上から目線』
土方の肩を借りて立とうとした時、左足が妙に痛いのに気付いた
土方「ん?どうした?」
『土方、あのさ···
足、多分打撲してる』
土方「何でそれを早く言わねぇんだ!
おい!救護班ンン!!」
····アッハハ☆
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作者名:バナナ | 作成日時:2021年9月27日 11時