第四十七話 アクセント間違えると違う意味になるから気をつけろ ページ10
貴「あっもう来てる…行こっ」
陽咲の手を掴み待ち合わせ場所にいる2人に駆け寄った
今日は夏祭りだ
町はどこか落ち着きがなく活気が満ちている
貴「早いね、2人とも」
話しかけると後ろを向いていた桂と高杉が振り返った
桂「あぁ 俺たちも今来たところだ」
高「ヅラ さっき1時間前から待ってたって言ってたなかったか」
桂「うるさい、お前だって20分前には来ていたではないか」
貴「へぇ?そんなに楽しみだったの、高杉?」
すごく意外だったから少し意地悪っぽく聞くと少し顔を赤くする
高「勘違いすんなよ!俺はただ時計を見間違えただけだ」
…なんでお茶目キャラ?
桂「ところで、横のやつは誰なんだ?」
桂がそう言いながら私の隣にいた陽咲を指さした
貴「この子はね〜陽咲っていうんだよ、相賀陽咲」
陽咲の後ろに回り両肩に手を置いて紹介する
貴「でね、陽咲 こっちが高杉で…この長髪の方が…」
銀「ヅラだ」
陽咲に紹介していると銀ちゃん後ろから気だるげに歩いてきた
桂「ヅラじゃない桂だ!」
すかさず桂が銀ちゃんに抗議した
銀ちゃんが来ると一気に賑やかになるなー
陽「えっカツラなの?」
桂の言葉に驚く陽咲
桂「桂じゃないカツラだ!あっ…じゃなくてカツラではなくカツラだ!…あれ、桂じゃなくて桂…」
一人で奇妙な迷路に迷い込んだ桂をおいて私たちは賑やかな方へと歩き始めた
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羅李奏(プロフ) - すごく面白いすね!もう更新しないんですか?つづき気になります!!頑張ってください^ ^ (2016年6月5日 9時) (レス) id: c917f4b407 (このIDを非表示/違反報告)
yuri48(プロフ) - 鈴城零さん» コメントありがとうございます!冬休みに入って暇なのでガンガン更新していくので見守っていてくれると嬉しいです 沖田を出したくて掛け持ちしてしましたがそちらもよろしくお願いします (2015年12月29日 0時) (レス) id: ef2d5b94c1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴城零 - 面白かったです!早く沖田出ないかな…楽しみにしてます! (2015年12月28日 15時) (レス) id: 07dcd6c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuri48 | 作成日時:2015年12月21日 17時