わたしのいきかた〜second〜

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主人公side


自室に戻ってどのくらいたつだろう。


ベッドから降りて外を見ると暗くなり


始めていた。


時計を確認。現在、6時過ぎ。


(もうこんな時間…。2時間くらいベッドに潜ってたんだ…。)


『どうしよ…。』


今日はもう誰にも会いたくない。


冷蔵庫にある水を一口飲んで


もう一度ベッドに戻る。


寝よう。寝てしまえば、何も考えなくて済む。


私は目をゆっくり閉じた。





ｺﾝｺﾝｺﾝ



(ん、誰か…来た？)


出るべき？でも今私はきっと酷い顔してる。


出なくていい？でも出ないと迷惑かかるかも


しれない。


(はぁ…)


私は急いで玄関に急ぎ、扉を開けた。


『…どちら様です…か…』


部屋に来たのは


『…黒崎さん…』


今、できれば一番会いたくない人だった。


(何しに来たの…。文句でも言いに来たのかな。)


蘭丸「お前に話がある。ちょっとついて来い。」


『え…？』


それだけ言った黒崎さんはさっさと歩き出して


しまった。


(え、嘘。ちょっと待ってよ…。)


反射的に私は黒崎さんを追って外へ出た。


(どこに行く気だろう。)


移動中、長い沈黙が二人の間を流れてた。

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