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美風藍side
藍「僕はいいよ。」
そう言ったときの彼女は少し悲しそうな顔をした。
だから一応、お腹すいてないからって
言ったんだけど…
『ダメです!!やっぱり少しでも食べましょう!!』
って立ち上がり、興奮気味に言われた。
藍「……とりあえず座りなよ。行儀悪い。」
『あ、はい。すみません。』
彼女は慌てて座ると僕を見た。
『えっと、朝食は1日の元気の源になるんです。だから、少しでも食べれば今日も元気に活動できると思うんです…。』
藍「……………」
だから…食べましょう? って言いながら
ホットケーキを一切れ取り出して
僕に渡してきた。
藍「……はぁ、分かったよ。少しだけ食べる。」
分かりやすく顔を輝かせる彼女。
その彼女のホットケーキを持っている手を掴んで、
そのまま僕の口にホットケーキを入れた。
『み、美風くん!?』
真っ赤になって手を引こうとする彼女。
全部食べ終わったら放してあげた。
藍「ごちそうさま。」
『は、はいぃぃ…。』
恥ずかしいのか、なんなのか、いまだに
赤い顔の彼女。
そんな彼女を見ていると、なんだか
心が暖かくなって自然に頬が緩む。
(この感情は…なに?)
いつか僕にも分かる日が来ればいい。
心からそう思った。
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藍(顔、真っ赤だよ?)
(だ、だって〜…)
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友姫(プロフ) - マジLOVEレジェンドな俺ドヤッさん» 読んで下さりありがとうございました。これからも精一杯書かせて頂きます。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年3月31日 9時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
マジLOVEレジェンドな俺ドヤッ - 続編おめでとうございます!!!私、この作品が大好きで、最初から4回も見てしまいました。話を書くのは大変だと思いますが、更新頑張ってください♪応援しています! (2017年3月31日 3時) (レス) id: 1f7d70f902 (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - なぎさん» ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きます。 (2017年3月24日 21時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 42でしょうか?中が、仲になっているような? (2017年3月24日 21時) (レス) id: 29f6fd4f9f (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - なぎさん» ありがとうございます!!これからも満足して頂けるように頑張ります。(^^) (2017年3月23日 18時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Black Miffy (・x・) | 作成日時:2017年3月23日 18時