わたしのいきかた〜second〜

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寿嶺二side


折川Aちゃん。


ひょんな事から同じ寮に住むことに


なった女の子。


可愛くてバレエがとっても上手なんだ。


僕は彼女のバレエを見て感動して


部屋に招いたんだけど、そこで折川ちゃんは


ランランと喧嘩しちゃった。


酷いことを言ったのはランランだけど、


その時何もしてあげられなかったんだから


僕も同罪。


僕は折川ちゃんが部屋を出ていってから


しばらくしてランランがいないことに


気づいた。トイレかと思ったんだけど


いっこうに戻ってこないし、探しに出ると、


噴水の近くに人影発見。


ランランと折川ちゃん。


もめてるのかと思ったけど、僕の早とちりで。


ランランと折川ちゃんは仲良さそうに話してた。


ランランが折川ちゃんの頭をぐりぐりして


折川ちゃんが笑う。


その笑顔を見たらちょっともやっとした。


だから僕は二人に声をかけた。


折川ちゃんを部屋まで送り、別れる時にも


ランランが折川ちゃんを撫でた。


本日2度目の心のもやもや。


この心のもやもやを、僕はじゃれてる


二人が楽しそうでただ羨ましかっただけって


事にしてる。


それが〝嫉妬〟だったって事に気づくまでは


もう少し時間がかかった。

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