...こういうことしていいんだね? 【まふまふ】

７４話 ページ25

舞花side




ｼｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ




なんで何も喋らないの？



き、気まずいんだけど、、



それに、天月さんが言ったことを考えると意識しすぎてしまって私から話しかけることもできなさそう…




もう、こうなったら…




『じゃ、じゃあ二人も帰ったことだし、そろそろ私も…』




「まって。」




このままでいてもどうにもならないと思い、自分の部屋に帰ろうとするが真冬はそれを許してくれなかった。




『どうか した…？』




「… 。 」




水族館の時とは打って変わったような不機嫌さだったので、 なにか気に触ることをしたか、と 自分の行動を思い返してみる。




これといってない気がするんだけどな、、




強いていえば、今日は二人きりでご飯の方が良かったかななんてことくらい。




でも、今までの真冬からして それだけで不機嫌になるとは思えない…





.






.






.






「天月くんと、楽しそうにしすぎ、、」





しばらく悩んでいると、真冬の口からそんな言葉が漏れた。





『…え？ 』





嫉妬かな、、




だったら嬉しいんだけど。





「今日会ったばっかのくせに、あんなに仲良くなってて、連絡先だって交換してたでしょ？
さっきも天月くんあんなに楽しそうに笑ってたし…」





こ、これは完全に嫉妬。



.

７５話→←７３話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す