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貴女side
「お師さんおるかなぁ…」
影片さんは、どうやら手芸部らしい部屋を開けてあたりを見回している。それにしてもこの学校は広いな…。ここから玄関まで帰れる自信がない。
「影片、なんでここにいるんだね」
「んぁっ、お師さん!あんな、ちょっと人助けにこの部屋貸してもええ?」
「人助け?」
ドアの向こうで影片くんが誰かと話しているのが聞こえた。それにしてもこの学校の人は普通の名前で呼ぶ気はないのだろうか。誰かわからない。
いやまあ、名前で呼んででてもわからないのが多いんですけどね。
とりあえず、影片さんだけに任せるのはどうかと思うので、天満さんの手を引いて部屋の扉を開ける。
「お話中申し訳ありません。新しくプロデュース科に入りました、朔間Aと申します。諸事情により、部屋をお借りしたいのですが。……針と糸のみでも構いませんので、貸していただけませんか?」
できる限り誠実そうに言おうと思えば思うほど、人見知りが働いて早口になってしまった。少し心配しつつも、下げていた頭をあげるときょとんとした影片さんが、ぷはっと吹き出した。
「めっちゃマシンガンで話すやん。Aちゃんって少し堅いイメージあったんやけど、いきなり部屋に乗り込んでくるとは思わんかったわ。律儀でおもろい子やなぁ」
話してることが矛盾している気がするのは私だけだろうか。
でも変な雰囲気にならなくてよかった。まだお腹を抱えて笑っている影片さんを横目に、お師さんと呼ばれていた男子生徒は手元に視線を落としたまま、ぶっきらぼうな口調で話した。
「僕は斎宮宗。朔間…関係があるかないかは知らないが、まあいい。入りなさい」
「ありがとうございます」
名字のことには触れず、私は小さく頭を下げたのだった。
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あけましておめでとうございます。
寒い日が続きますが、体調は崩していませんか?体には気をつけてくださいね。
今年もよろしくお願いします。
*蝶遊*
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蝶遊(プロフ) - 私も推しが似てて嬉しいです〜! か、活躍…できる限り頑張りますっ!!笑 (2018年9月2日 7時) (レス) id: 231773e0eb (このIDを非表示/違反報告)
▼ 宮本 . △@ペアネβペア画中(プロフ) - 蝶遊さん» 来てしまいました~笑 推しが似てて嬉しいです..凛月くん人気!!!!!!!!! 今後の作者様の活躍を期待していますっ (2018年9月1日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
蝶遊(プロフ) - ▼ 宮本 . △@ペアネβペア画中さん» わわ、こっちにも来てくださったんですね! なんか推しが似てますね…笑 コメントありがとうございます!! (2018年9月1日 19時) (レス) id: 231773e0eb (このIDを非表示/違反報告)
▼ 宮本 . △@ペアネβペア画中(プロフ) - うはぁぁぁ!!!!!!!!!歌い手小説からやって来ました(*''*) 推し…同じです!凛月くん~~好きや~~!!笑 (2018年9月1日 18時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
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