幼女と親分でいくツイステッドワンダーランド (ページ23)

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植物園ビーストページ23

ﾄﾚｲ「マロンタルトなんてどーだ？『なんでもない日』に使うから、だいたい栗が200個ぐらいかな？」

ｴｰｽ達「「そんなに～！！？」」

ｸﾞﾘﾑ「俺様、帰っていいか？」

ﾄﾚｲ「まぁまぁ、待て。マロンタルトは出来たてが一番美味いんだ。」

ｸﾞﾘﾑ「よーし！お前ら！気合いを入れろ！！」

A『凄い手のひら返し...』

結果、放課後。マロンタルトを作るために栗をみんなで集めることにそれを聞いた陸奥守や小夜も栗拾いに参加することになった。

【放課後学園裏の森にて】

ｸﾞﾘﾑ「よーし！栗をいっぱい拾うんだぞー！！」

陸奥「ほ～！立派な木じゃー！！(ｶｼｬｶｼｬ」

ｴｰｽ「あ、それ。ゴーストカメラ。早速使ってるし」

小夜「陸奥守さんは、あぁ見えてカメラマニアなんだ...。」

ｴｰｽ「へぇ、でもなんか似合ってる感じするかも」

エースがカメラでパシャパシャ撮る陸奥守を見て、意外だなぁと感じているとグリムが栗で怪我をしたようで、植物園でバケツなどを借りてくることになった。

【植物園にて】

ｴｰｽ「うわぁ、広い」

ﾃﾞｭｰｽ「これだけ、広いと管理してるやつもいるはずだ。探してみよう。僕は左」

ｴｰｽ「じゃあ、右。」

陸奥「ほいたら、わしらはまっすぐじゃ。」

陸奥守、小夜、グリム、Aで中央を歩き、管理者とバケツなどを探す。

ｸﾞﾘﾑ「あ！フルーツがたくさんなってるんだぞ！！」

陸奥「ほいたら、わしらはこっちを探してみるき。グリム、主を任せたぜよ」

A『うん...』

Aとグリムで少し進んだところで、ぐにっと何かを踏んだA。

？？「いって！..おい、人の尻尾を踏んどいて素通りとはいい度胸だな。」

ｸﾞﾘﾑ「ひい！？な、なんなんだぞ！？管理人さんにしては柄が悪いんだぞ！！」

？？「ああん？お前...例の監督生っていう草食動物か？...ふぅん。...すんすん」

すんすんと動物のように嗅いでくる人。Aはじーっとその柄の悪い人をただ見つめていた。

ﾚｵﾅ「ほんとに魔力の臭いがしね～。ガキをいたぶる趣味はねーが、このレオナ様の尻尾を踏んで、昼寝の邪魔をしておいて...なんもねーってことは、ねーだろ？なぁ？」

距離をつめてくる。まるで、獲物を見つけた獣のような目。例えるなら、ライオンだ。

ｸﾞﾘﾑ「ひぇえ！！子分！逃げるんだぞ！！」

大きい手で両肩を捕まれ、牙がよく見える距離まで近づいた。挙げ句には持ち上げられたA。

？？「レオナさーん！！」