黒子のバスケ 恋したって気づいた

第33話 ページ44

黄瀬side
Aっちも笠松先輩も奥手で鈍感
これは、くっつかないまま終わってしまうっす！
それはだめっすよね！
折角お似合いなのに！

栗「それでは始めましょう！第一回！奥手な二人をくっつけよう作戦会議」

名前‥‥長くないっすか？
まぁ、可愛いからいいっすけど

森「まず、きっかけだよな」

黄「嫉妬はなんか、申し訳ないっす‥‥」

栗「確かに‥そうすると‥‥デートとか？」

森「それだ！でも、いつ？」

黄「あの二人だと、どっちに言っても誘うのが無理で終わるっすよ‥‥」

森「笠松も男たぞ！それくらいやれるだろ」

栗「そうですかね‥‥」

確かに‥笠松先輩は、男らしいから
いくら奥手でも、誘うのが無理とは言わないか

森「黄瀬！笠松呼んで来い！」

黄「ハイっす！」

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笠松side
黄「笠松先輩ぃ！」

黄瀬が走ってきながら、俺の名前を呼んだ

笠「どうした黄瀬？」

黄「俺と、梨奈っちと、森山先輩から話があって！」

話？なんだ？変な奴ら

笠「分ったどうした？」

黄「とりあえず、来てくださいっす！」

笠「お、おう」

必死そうな顔して、コイツらしくない
なんかあったのか？

黄瀬に連れられてくると

栗「笠松先輩！」

森「待ってたぞ！笠松」

マジで何なんだよ

笠「どうしたお前ら」

と聞くと
森「あ、あのな‥‥」



森「Aさんをデートに誘え」









はぁ？

笠「は？なんだよ！いきなり」

黄「あのっすね？笠松先輩Aっちの事好きならそれくらいすればいいのになって思って」

笠「確かに‥‥そうだな」

だが、どこにいけばいいんだかさっぱりわからねぇ

うーんとうなってると

黄「買い出し、一緒に行ったらどうっすか？」

笠「なんでだよ」

黄「スポドリの粉買ったりするじゃないっすか？重いしAっちだけに任せるのは、ちょっとあれだからそれでいいじゃないっすか！」

いいかただいぶ適当な気がしたが、なんとなくわかる

笠「だな、誘うか」

栗「ちょうど粉切れそうっていってましたよ誘うなら、明日です！」

笠「わかったありがとな！」

明日、Aをデートに誘うらしい
あ、あんなこと言ったが
急だよな
なんか、あ゛ーもう、何も考えねぇぞ
明日絶対ぇに誘うんだ！

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