黒子のバスケ 恋したって気づいた

第17話 ページ25

｢お、中固めてきたか‥‥｣

誠凛は、ゾーンに切り替えてきたらしい
でも、これボックスワンに近い感じのつきかたか‥‥
火神がかなり前に出てる。

笠｢...やんなるぜ、まったく｣

ドリブルからすぐにシュートモーションに切り替え、スリーを打つ笠松先輩
綺麗なアーチを描き、ボールはリングに吸い込まれていく。

これで28-24

笠｢海常レギュラーナメてんのか?ヌリぃにも程があるぜ｣

そこからは、ジワジワと点差が離れていった。
笠松先輩のスリーのお陰で、攻撃の軌道に乗れいると思う。

それに、黒子に慣れてきたみたいだ。
さっきからスティールが成功してきている。
いい感じだね

武｢ふむ...やはりこんなものか。1Qで点差を付けれなかったが、あとは時間の問題だろう｣

「そうですね‥‥でも、侮れませんね」

涼太が火神くんのシュートをブロックし、そのままボールが外に出る。


黄瀬が火神になんか言ってる‥‥
また余計なこと言ってんじゃないかな‥‥
そんな事を思っていると、急に火神は大きな声で笑い出した。

「うわっ‥‥なんだよ」

火｢強い奴がいねーと、生きがいになんねーだろが。勝てねェぐらいがちょうどいい｣

火神はさらに続ける。

｢...おかげでわかったぜ、オマエの弱点｣

｢!?｣

気付いたか‥‥
見えるものがコピー出来るなら、見えないものは...コピーできない
でも、それで何が変わるんだ？

火｢...つまり黒子だろ!お前の弱点!｣

黄｢それで?確かに黒子っちのプレイだけは見てもムリっス。けどそれで何が変わるってゆーんスか?｣

第1Q終了のブザーがなる。

｢変わるさ!次の第2Qでホエズラかかせてやる!｣

第1Q終了 35-27

なんか、ヤバイ気がする
気のせいだといいけど‥‥

そういや‥‥日向さんって
クラッチシューターだっけ‥‥そろそろかね

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