あんスタ体調不良、失敗系小説Part8

☆ 明星スバル ページ10

ー明星sideー

明「迷惑かけてごめん。皆ありがとう。」

情けないことに、過呼吸起こして皆に迷惑かけちゃった……………。

氷「………………悪かった。」

明「え？」

氷「お前を１人にして。DDDの時もそうだ。俺達はお前を１人にした。「運命共同体」などと言いながら、怖くて逃げた。」

明「………………………。」

確かにそうだ。

生徒会長の圧に皆やられていった。

衣「俺達は、スバルのSOSにも今日まで気付かなかった。「仲間」だと言いながら。」

遊「もう１人にしないよ！僕達は、僕達は４人でTrickstarなんだから！」

明「………………皆、そう言ってきた。」

口から勝手に言葉が飛び出してくる。

明「友達になった人、皆最初は「ずっと友達だよ！」とか言ってきた。でも―――」

止めたくても止められない。

明「皆、離れて行った。そして、他の人と口々に言うんだ。「気持ち悪い」、「消えろ」、「死んでしまえばいいのに」って。」

全-明「っ？！」

明「皆のこと、信じてたのに。ホッケ〜も、ウッキ〜も、サリ〜も、皆離れて行った。」

皆が俯く。


あぁ、これから先は言っちゃ―


明「だから、皆いずれは離れて行くんだよ。嘘なんて通じない。「絶対」なんて言葉はないんだから。」

また、独りぼっちになるの？

独りぼっちは嫌だな………………。

でも、これで良かったのかもしれない。

これ以上、人の温かみを知ってしまったら、もう二度と戻れなくなってしまうから………………。

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