☆○ 明星スバル ページ9
ー氷鷹sideー
自販機で水を買ってきた。
自分達のついでに、明星と衣更の分も買っておいた。
遊「んく、んく………………ぷはぁっ♪」
氷「遊木も大分練習についていけるようになったな。」
遊「えへへ…………♪これも特訓の成果かな♪」
遊木だけじゃない。
皆、SSへ向けて成長している。
もう、夢見るだけだった昔とは違う。
夢を俺達は掴んだんだ。
“ガチャッ”
氷「待たせて悪かったな。2人共。」
遊「遅くなってごめんね!」
衣「北斗!真!そんなことはいいから早く来い!!」
防音練習室へ入るなり、そうまくし立ててきた衣更。
その横には激しく肩を上下させる明星の姿があった。
息も荒い。
氷「過呼吸か………………?!」
衣「そう!ほら、スバル!北斗も真も戻って来たぞ!」
明星の背中を擦りながら手を握る衣更。
遊木も俺も、一瞬フリーズしてしまったが、すぐに我に返り、明星の手を握った。
衣「スバルに、俺はここに居る、大丈夫だって言ってやってくれ。」
必死に言ってくる衣更の指示通り、俺達は声をかけることにした。
氷「明星、俺達はここに居る。」
真「大丈夫だよ!明星くん!」
そう大きな声で言うと明星は、苦しそうな顔のままこっちを見た。
明「はぁっ、はぁっ、ほっ、けっ、はぁっ、はぁっ、うっ、きっ、はぁっ、はぁっ、いるっ、はぁっ、はぁっ、ずっと、そば、にっ、はぁっ、はぁっ、みんなっ、はぁっ、はぁっ、そば、にっ、」
全-明「勿論!ずっと側に居る/よ!」
明「よかっ、はぁっ、はぁっ、った、はぁっ、はぁっ、」
そう、明星はホッとしたように笑った。
氷「背中を叩くから、合わせて息をしろ。」
“ポン……………ポン……………”
明「すぅっ……………、はぁっ……………、」
「合わせて息をしろ」と言うと、明星はそれに従ってくれた。
それから10分程して、明星の過呼吸は収まった。
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実李(プロフ) - あーさー。さん» 返信遅くなりすみません!見落としてしまっていました……!リクエストありがとうございます!ゆづくんの車酔い小説頑張って書かせて頂きます!遅くなりますが、頑張って書かせて頂きます! (2020年4月7日 2時) (レス) id: 0f4f93ba05 (このIDを非表示/違反報告)
実李(プロフ) - おにぎりさん» 返信遅くなりすみません!見落としてしまっていました……!リクエストありがとうございます!みどくんの体調不良小説頑張って書かせて頂きます!遅くなりますが、頑張って書かせて頂きます! (2020年4月7日 2時) (レス) id: 0f4f93ba05 (このIDを非表示/違反報告)
あーさー。(プロフ) - みのりさんの小説いつもみてます!いい作品ありがとうございます!リクエスト、大丈夫でしょうか?大丈夫でしたら弓弦で車酔いの作品を作っていただけると幸いです!いつも楽しく読ませていただいてます!ありがとうございます!お願いします! (2020年2月26日 17時) (レス) id: 6be68de50e (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 実李さんの小説いつも見てます!翠が体調不良の小説をリクエストで作ってください!お願いします! (2020年1月17日 19時) (レス) id: df74eae85e (このIDを非表示/違反報告)
実李 - 天の月さん» 僅かな希望を信じてしまう、そうですよね。私も希望を信じて今までやってきたので、この小説みたいにハッピーなラストを迎えられるといいです。人によって幸せの形は違いますけど、幸せなのが一番ですよね!これからもよろしくお願いします! (2018年1月3日 11時) (レス) id: ce816e3697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実李 | 作成日時:2017年12月27日 14時