買われて飼われた。【浦.島.坂田.船】

飼われて ページ48

「…て、…る、よ」


『……？』




話し声が聞こえ、目を擦りながら起き上がる。…眠い。




う「あ、起きた。」


『…うらたさん？』


う「あぁ。迎えに来た」


そ「Aちゃん、今日はまふと遊んでくれてありがとうね。
ニンギョウに今日のことを聞いたよ。お礼にお菓子をうらたくんに渡したから、帰っていっぱい食べてね」


『はい、ありがとうございます！』




今日もそらるさんはイケメンですね、ありがとうございます。隣で未だ寝ているまふの事は起こさず、うらたさんとそっと屋敷から出る。




う「今日は楽しかったか？」


『はい！沢山話して遊べました！楽しかったです！』


う「それはよかったな。あぁ、そういえば坂田が悩んでたぞ」


『？』


う「Aの為に仕事を辞めるか、まだ続けるか」




坂田さんが？確かヤクを作って売ってるんだよね？警察もやってるし、あんまり危なくないとか…。だったら別に




『辞めなくても大丈夫だと思います。』


う「…理由は？」


『だって暇潰しが誰かの楽しみになってて、それが警察もやってて犯罪ではないのなら続けても大丈夫なのでは？という』


う「まーしぃはAが危ないって言ってたぞ」


『あぁ、あの部屋で過ごしてるからですね』




まぁ、確かに間違えて口に含んでチーンとか、頭がクルクルパーは嫌だけど…。




『そんなに幼稚園児に見えます？』


う「いや？」


『じゃあ大丈夫ですよ。これでも常識は頭に入ってるので！』


う「そうだな。じゃあAから坂田に言ってくれ。」


『えっ』




絶対に面倒だからですよね？ちょっと。こっちみなさい

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