買われて飼われた。【浦.島.坂田.船】

飼われて ページ18

まふと私は同じということでいろいろと２人でお菓子などを食べながら話し合う。




ま｢僕は目が覚めたら野原にいてあの４人に拾われたんだけどAちゃんは？
あっ、これ美味しい｣




『えっとね、私は目が覚めたらペットショップでケージの中にいて坂田さんに買われた。本当だ、美味しい』




ま｢何か僕のこと言ってた？あっ、これからっ！｣




『失敗だとかなんとか言ってた。昨日なんだけどうらたさんが持ってたまふが写った写真で私は一方的に知ってたんだよね。
えー、これ辛い？普通じゃない？』




ま｢ほぇー｣




なんか顎疲れてきた…と思いながら紅茶を飲むと、まふに｢Aちゃんもうちに来ない？｣と言われた。……ブフォッ




『な、何言ってんの』




｢だってそっちは紅一点だし…Aちゃんと毎日話したいし…｣




『まふ…』




そらるさんに飼われたって紅一点だからね…？私が言うのもアレだけどさ…。




ま｢あっ！そういえばね、そらるさんは僕が違う世界から来たってこと知ってるんだ！報告しに行こう！｣




『一気に話ずらしたね！？しかも報告って私もそうですよってこと！？』


ま｢そう！！！｣


『いや！！！』




ぐぐぐっと攻防戦が続く中、結局は体力の限界でまふに引きずられる感じである部屋の前についた。




ま｢なんか真面目っぽい話してる…｣




まふと一緒にドアに耳を当てると、先程よりも中の話し声が聞こえる。




そ｢……はぁ。別に飼うなとは言ってない。
でもまぁ、最初はムカついてたけど坂田のその言葉を聞けて俺は前よりマシだと思ったけど？｣



し｢え、じゃあ…飼ってもいいってこと…ですか…｣




そ｢嫌われないようにね｣




坂田さんの言葉…？飼っていい…？よく解らないけれど私達のことだということはわかる。すると、ひきなりドアが開けられ勢いで言ってしまったのだ。




ま｢そ、そらるさん！あ、Aちゃん仲間！｣

『さ、坂田さん！ふ、まふ仲間！』


「｢｢｢｢なにが？？？｣｣｣｣」




主語抜けたぁぁぁぁ！噛んだぁぁ！

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