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A.side(※流 血 注 意)




あれ、ここは何処だろう。何で私は檻の中に居るんだろう。檻に捕まっていると、奥の方から知らない人が歩いてきた。

誰だろう、この人は…。私に、何を、するんだろう

そう思っていると、急に刀で心臓を刺された。
……え?……どう、して…?




『ん……何で、また檻に…』




気づくとまた檻の中に居て、また心臓を刺されて、痛いというのが続いた。
なんで、何で私だけがこんなめに…どう、して…?…ゆるさない…許さない!…にんげん!

あ、また、しん…ぞう……




『うわあああああっ!!』




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Uratanuki.side




『うわあああああっ!』




昼寝をしているはずのAの部屋から叫び声が聞こえ、4人で向かうと毛布にくるまって震えているAがいた。




う「どうした!?おい!」





揺すって起こそうとすると、Aの手が俺の頬にかすって血が流れていくのが解った。





う「っ!」




せ「うらたん!?」




し「おいA!」




『うるさい!人間なんてみんな消えろ!この害悪共ッ!』




まーしぃが伸ばした手もはじいて叫んだ。
でも俺はAの頭に手を置いて撫でた。





う「落ち着け。お前も人間だろ。」




『あ、あ……』




せ「はい、深呼吸して…。どうしたん?怖い夢でも見たん?大丈夫よ。

ここにはAちゃん以外の人間はおらんし、Aちゃんを傷つける奴はおらんから。な?」




『はっ…は……』




ベッドの上で震えながら息をするAの顔は見えないが、怖がっているということは解った。




う「ほら、やまだも心配してるぞ」




俺の肩から降りてAの元へ行くやまだはとても心配そうにAを見ていた。

そしてAはゆっくりとやまだを撫でた。




し「なんか飲むか?」




『み、ず…』




し「水?わかった。水な」




まーしぃはすぐに部屋から出ていった。
すると、窓は閉まっているはずなのにカーテンがゆらゆらと揺れており小物も少し揺れ始めた。




う「何だ、これ…」




さ「……なんか来る」




坂田の言葉にすぐに俺達はAの回りに立って辺りを見回した。




「だーから言ったのに、ねぇ?」




いきなり目の前に斧を持って羽がついた奴が現れた。




う「な…っ!」




せ「なぁに勝手にAちゃんの部屋にはいっとるんやぁあ!」


さ「出てけ変態!!!」


「変態!?!?((」




まぁそうなるだろうと予想はしてた((

─40→←─38【大事!】



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オムレツ(プロフ) - あーありがたうございます!!まさか推しのセンラさんに命名されるなんて感動です。 (2020年9月12日 5時) (レス) id: 2c6ea49e9d (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - らんま*VIIさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月23日 7時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
らんま*VII - 拾われ系いいですよね♪大好きです。更新頑張ってください! (2019年10月23日 0時) (レス) id: c05bd8e5fa (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - ねこさん» ありがとうございます!更新がんばります! (2019年10月20日 23時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - もうほんと素晴らしいのですので更新応援してます!頑張ってください! (2019年10月20日 23時) (レス) id: 86c077b51d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイシャルト | 作成日時:2019年8月1日 10時

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