４人の鬼さん達に買われまして【浦.島.坂田.船】

鬼が１３体 ページ13

『つっ、う…っ』




痛みに耐えて何分経ったのだろう。息をしていると、｢息止めんな｣と言われるので、頑張って息をしている状態。




『ふ、ぅ…っ』




ｼﾞｭﾙｯ




『んぅ…ｯｯ』




一気に血を吸われた気がし、目がチカチカとしてきた。…これ以上はヤバい…！

うらたさんの肩を押してみるが、腕が震えて力が入らず、なかなか離れてくれない。




『もぅ…むりぃ…』




う｢あと少し｣




意識を失おうとした途端、肌から歯が抜けた気がし、閉じていた目を開けた。




う｢ん、ご馳走様。数日はもういらねぇから安心しろ｣




『は、い……』




そしてうらたさんは出て行くと、変なミニバッグを持ってきて、中から小さいカプセルとクリームを取り出した。




う｢お、服着るの早ぇな。おら、これ飲め｣




水が入ったコップと、カプセルを渡されたので私は飲むと、クリームを塗られて包帯を巻かれた。…なんか首に包帯って…漫画？((




う｢よし、これでいいか。自分で歩けるか？｣




なんとか立とうと壁に手をついて立ち上がるとしたのだが、足に力が入らず立ち上がれなかった。もー、さいっあく




う｢お前の部屋まで運んでやるから乗れ。｣




そして、ほとんど強制的にうらたさんの背に乗せられて部屋に戻ったのだが、睡魔には勝てず寝てしまった。この時の自分を恨みたい

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どうも！作者のアイシャルトです！

今回は続編を出した作品があるので宣伝に…((

【路地裏から拾いまして】の続編を出しました。読んでいない方は１から！

１→【歌い手】路地裏から拾いまして【浦島坂田船】

２→【2】路地裏から拾いまして【浦島坂田船】

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