2.空から落ちる ページ3
とてつもない浮遊感に目を覚ました。
眠っていると、時々崖から落ちるような気がして目が覚めることがあるが、今回の浮遊感はそれとは全くの別物だった。
覚醒した脳に1番に飛び込んできたのは青い空と白い雲。
気持ちの良い快晴の中を、頭を下にして浮遊していた。
正確には落下と表した方がいい。
「…え!?」
状況が理解できなかった。
さっきまで私は自分の部屋で眠っていたのだ。
何をどう間違えても、空から落ちるだなんて事にはなり得ない。
いや、目が覚めたら空にいましたなんて、誰だって状況を理解できないと思う。
夢なら夢と言われた方が、まだ理解できる。
だってこんな現実ありえないのだから。
下から上へ流れていく青い空と雲。
空気抵抗も甲斐なく、見る見るうちに近くなっていく輝く水面。
「ぎゃぁああぁあぁぁああぁぁ!!!!!」
あぁそうだ、確かに私は「次にこの目を開けるときはこの場所じゃありませんように」と願った。
でも空から落とすのは酷すぎではありませんか、神様。
夢なら夢だと信じたいけれど、このリアルな浮遊感が夢だとしたら、私はかなり想像力が豊かな方だと胸を張れる。
が、私は想像力が豊かではないので、残念なことにこれは夢ではあり得ない。
なんで空から落ちてるのかわからないけど、とりあえず私死んだな。
拝啓お父さん、お母さん。
どうやら私は空から落ちて死ぬようです。
すぐにそちらにいくので、天国で待っていてください。
恐怖心からか、生理現象からか、魂が抜けるようにフッと暗くなる視界。
そこからは、どうなったのかよくわからない。
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ぷりん(プロフ) - 「ぱずる」さん» そうなんですね！何も知らずごめんなさい😿とても面白い作品でお気に入りです！更新頑張ってください応援してます✊🏻🤍 (2022年8月24日 0時) (
レス) id: 30c6d797b4 (このIDを非表示/違反報告)
「ぱずる」(プロフ) - ぷりんさん» 誤解させてしまってすみません！今この作品書き直しの途中でして、まだ14話からは更新できてない状況です。続編はまだ手をつけてないのでそのままなんです。誤解させてすみません点 (2022年8月23日 21時) (レス) id: 6f1abe1470 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 13話から話が飛んでいて次の続編へ行ってしまうのですが14話からは作者様が消されてしまったのでしょうか😿 (2022年8月23日 21時) (レス) id: 30c6d797b4 (このIDを非表示/違反報告)
シェイガー(プロフ) - こんな現象が本当にあったらいいのにな〜笑笑 (2019年9月2日 3時) (レス) id: 524b76be29 (このIDを非表示/違反報告)
むちゅ - 学校も楽しくないし行きたくない、アニメを見てた方が、本当に幸せだと感じる。そう思うのは私だけですかね… (2017年1月9日 22時) (レス) id: 81902d63ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：「ぱずる」 | 作成日時：2016年8月31日 23時
