転生者と呪い、時々お戯れ

なんやかんやでもう五才 ページ5

『迷った』

こんなことなら椿さん連れてくるんだった！メイのバカっ

『なんか多方向から怒られそう。てかここマジでどこやねん』

あ、皆さんこんにちは。稲荷です。
はい。そうです。あのまじでテンプレな転生をした稲荷です
現在進行形で禅院のあのでっかいお家で迷子
あのあと無事術式も出現してバカみたいに多い呪力量もさずかって、
オリンピック選手もビックリの運動神経で無事呪術師の仲間入り〜





したはずなんだけど？まさかの？自分家で迷子。笑えるねー

『ホンマにどこやねんここ』

椿さーん助けてー

あ、椿さんは俺のお世話係りみたいな人。めっちゃええお人。すんごく綺麗
そや、直哉君とおんなし関西弁？みたいなしゃべり方にしました。
黒い羊のとあるピエロみたいな感じです。はい。

？「そんなところで何してるんだ？」

『ｱｯ甚爾君！ワースゴイグウゼンダネーコンナトコデアウナンテー』

甚爾「なんでそんな片言なんだよ。」

だって推しの甚爾君には格好いい所だけ見てほしいんや！

『とっ甚爾君こそこんなところでなにしてんの？』

甚爾「厠の帰り」

厠…今で言うトイレ。なんかこの家は厠とよんでいる。家が昔の作りだから、それに引っ張られてんのかな？

『そうやったんや！』

甚爾「お前は何やってんだよ」

あ、その質問しちゃう？やっちゃう？やっちゃうんだよなぁ、やって甚爾君やもん！

『んーとえーとね、』

甚爾「なるほど迷子か」

なんっで分かるんエスパーかいな

甚爾「稲荷の事はなんでも分かる」

『はぁぁぁ！ホンマ好き大好き甚爾くん』

甚爾「しってる」

んあああああやっぱ好きやわ！大好きや！知ってる？甚爾君が思っとるより俺甚爾君の事大好きやで？せやからそうニヤッて笑うん反則やって！

甚爾「迷子ならお前の部屋まで送ってやるぞ」

は？好きかっこよ

『ええん？せやったらお願い！』

甚爾「ん」

甚爾君、手なんて差し出しちゃってどうしたの？

甚爾「お前すぐどっか行くだろ」

『好き』

甚爾「はいはい」

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