最強って何ですか。天才って何ですか。【黒子のバスケ】

四十五話 ページ47

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『…やっば……』


現在午前5時｡昨日寝たのはご飯食べたあとだから２時くらい｡

私15時間睡眠してる…寝すぎだ｡



それにここはベット

運んでくれたのかな


この家にはもう一つベットがあるので修造は来たらいつもそこで寝ている



私は『遂にパンダになったかもしれない』など､ありもしないことをほざきながら修造を起こさないようにリビングに向かう



昨日の昼ごはんは修造が作ってくれたから朝ごはんぐらいは私が作りたい

前まではまぁまぁの腕前だったけど今はかなり上達した


まぁまぁではなく幻滅的の方が日本語としてあっている気がするけどそこは気にしないでおこう




『うっわ。台所めっちゃ綺麗になってる』


綺麗になりすぎて逆に使いづらいほど綺麗になっている…あの後掃除までしてくれたのか……


感謝の
言葉しか浮かばない…起きたら言おう



お皿を二人分出すのも久しぶりだ

ひとりの時よりも少し多めに作らないとな…



一見大変そうだが私にとっては嬉しい気持ちでいっぱいだ

いっつも朝はひとりだからね





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そうこうしているうちに6時｡

朝ごはんが作り終わり､そろそろ起きてくるかな〜と思っていたら
二階からダンダンッと階段を猛スピードで降りてくる音が聞こえた


今家にいるのは修造と私だけ｡

そして今いるのは私



そしたらこの音は絶対に修造だ




…空き巣って可能性もなくはないけど…





虹「おまっ…！飯作れるようになったのか……！！」


『私だって成長するからね』


虹「料理出来ないのが唯一の欠点だったのに…お前…まじで何でもできるようになっちまったじゃねぇか…」


『うん。それより私は寝起きが良くなった修造にビックリかな』


虹「だってお前に飯作らせたら､前まで……」




まぁ中学の時の家庭科の実習は大体《見た目だけが》美しい料理だったからね

何であんなの作れたんだろ…今では考えられない…




『とりあえず冷める前に食べてよ｡絶対美味しいから』


虹「……救急車はよべよ？」


『だから成長してるから大丈夫だって！！』



どれだけ馬鹿にすれば気が済むの…





虹「んじゃあ…頂きます！」

『召し上がれ』








虹「そういえば､時間大丈夫か？」


『まだ大丈夫､早く食べてから出るよ｡それより早く食べてって』


虹「おうw」







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