三十八話 ページ39
何だか今日は騒がしい。
何だっけ。凄い美味しいパンが売られる日だっけ。
そんなに美味しいのかあのパン
基本的に部活以外では猫かぶりしている私が四時限目めをいつも通り受けていると先輩からの呼び出しをくらった。
嫌な予感が……
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火「なんスか。用って」
『先輩、今日って事は今皆んなが騒いでるあの…』
リ「あら♪察しがいいわね!その通り。ちょっとそのパン買ってきてくれない?」
『……は?買って来る…?』
リ「そう!買ってきてくれるだけでいいわ!ただちょっとだけいつもより混むのよね〜。それを食べれば恋愛でも部活でも必勝を約束されるという幻のパンなのよ!ちなみに税込2800円!」
『ちなみにそのパンにはフォアグラ、キャビア、イベリコ豚のカツ、とかとりあえず高級なものはさんどけみたいな奴。美味しいらしいけど品が無いですね』
火「お前よく知ってるな」
『まぁね』
日「とりあえず海常にも勝ったし、練習も順調。ついでに幻のパンもゲットして弾みもつけるぞって事だ。金は俺らが出す」
伊「ほらほら。早く行ってこないと売り切れちゃうぞ〜?」
火「!。うっす!」
火神の声と共に走り出したその他1年
勿論私も……と言いたいところだけど生憎、生徒会候補者の私がここで廊下を走って評判を落とすわけにもいかないため私は早歩き
ごめん皆。許して
まぁそんな事で早歩きでも買えるかどうか不安なためどうも足が早くなる
『はぁ……』
深ーいため息を付きながら足をまた一つ早める
モブ1女「あの……!」
・
・
____________
火「WOW!!this is Japanese lunchtime rush!!」
「「「火神ぃぃぃぃ!!」」」
何やってるんだろ
何故か女子達と男子達に例のパンを押し付けられ食堂へ行くとなんか火神達が茶番をしていた
アイツら意外と仲いいのか
ちらっと黒子を見れば黒子はパンを買えたらしく真顔で私と同じように茶番を眺めていた
あ、進み出した
私も行くか
黒「あの……買えましたけどパン…」
『あ、私もなんか押し付けられたから貰っちゃった』
火「はぁ!?!?」
降「お前ら……ありがとう!!」
お、おう……?
ということで2年の先輩方だけでなく部員全員のパンが集まりました←
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山さん - にじむーッスねwww (2019年2月7日 20時) (レス) id: e2650de3f6 (このIDを非表示/違反報告)
ラララライ(プロフ) - 玲奈さん» ありがとうございます(^^)部活等で更新出来ない日々が続いていますが、なるべく更新出来るよう頑張ります! (2017年11月2日 22時) (レス) id: ce2a051555 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 面白いです更新頑張ってください! (2017年10月22日 16時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラララライ | 作成日時:2017年4月3日 15時