ごめんなさい! ページ7
〜優羽siten〜
自室で永眠童話を歌い、編集していると玄関が開いたかと思えばドタバタと僕の部屋の前に誰か来た
そして「ごめんなさい!」という大声が聞こえた
涙声のそれはおそらく、友紀だろう
友「心配かけてごめんなさい!」
土下座しているのかドアの下から声が聞こえる
心配かけてごめんなさい?もしかして、あの時のことだろうか…?
珍しい…
友紀が過去のことを気にするなんて…
僕がどんなに言っても「過去は過去だ」と気にしなかったのに…
友「俺、優羽があんなに心配してたなんて知らなかった。だから怒ってる理由も全然わからなかったんだ……そんな俺を許してください」
え、待った!
あんなに心配してたって、なんで心配してたことを知ってる!?
ピロン♪
タイミング良くスマホが鳴った
そらるさんだ
そ【ごめん】
そ【ロギトにライン見せたから】
そ【仲直りしろよ?】
そらるさん!?
何してくれてんだ!!!!
あの人!!!
てか、仲直りって…?
喧嘩してないのに、どういうことだ?
僕はただ、会わせる顔が無くて閉籠もってただけなのに……
いつの間に喧嘩してたんだろう?
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作者名:ダメネコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2019年1月18日 16時