単純で単調な ページ3
それからというもの、白雄様のお名前が出る会話にびくびくするほど意識が高まっていた。
ドキドキと最近は胸が苦しくなるほど、どきどきしすぎてそろそろ気が滅入ってしまいそうだ。
そんな余裕な事を考えられるほど私たちの仕事内容は少なく、暇な時間が多い訳で。
別に友達がいないとか、友達と話したくないとかそんなことではないのだが…
何だか暇な時間を何か誰かの役にたつことを…と思っているのでそうそうと、そんなことをする気にはなれず書斎の本の位置や本の貸し借りなどの仕事を手伝わせていただいている。
それでも書斎が休館や会議などに使用される場合は、行く場所などなくあの場所にたどり着きむんむんと悩むのだった。
また来てくだされば…
などと、とても不躾な事を思う。
彼は国を担う身。
こんなところで遊んでいる暇などないのだと心から思う。
自分の欲望でよく私は、物事が動かせると思ったなと深く自分の馬鹿らしい行為に呆れを切らし溜息をついた。
すると後ろから物音が聞こえた。
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物体Mの正体 - あと、余計なお世話かもしれませんが、もっと空白を開けてみてはどうでしょうか・・・? (2015年5月30日 23時) (レス) id: 2f7b2271fa (このIDを非表示/違反報告)
物体Mの正体 - 応援してます! 頑張ってください♪ (2015年5月30日 23時) (レス) id: 2f7b2271fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち | 作成日時:2014年6月7日 10時