あなたと出会えた日 ページ1
春も陽気にポカポカと、小鳥達もさえずるそんな日。
宴の準備やの準備が行われ和気あいあいと人々が溢れている。
特に仕事も与えられずに立たされているおかげで、小鳥がさえずるのにも耳を傾けられる。
だが、そんな静寂も束の間。
後ろから聞こえる甲冑の音に溜め息をついた。
「どうしました、紅炎様」
「姫君の姿が見えなかったものでな」
練紅炎。現紅帝国第一皇子で次期皇帝。
私と関係をもたれていた、元紅帝国第一皇子 練白雄様の弟君。
白雄様の死去後、このように何かと私に気を配っていただいているが
私はあまりそれが喜ばしくない。
なんだか、見張られているようで。
そう思うと同時に、そよ風が吹き桜が舞う。
練 白雄様と初めてお会いしたときも、桜吹雪が舞っていた。
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
物体Mの正体 - あと、余計なお世話かもしれませんが、もっと空白を開けてみてはどうでしょうか・・・? (2015年5月30日 23時) (レス) id: 2f7b2271fa (このIDを非表示/違反報告)
物体Mの正体 - 応援してます! 頑張ってください♪ (2015年5月30日 23時) (レス) id: 2f7b2271fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おもち | 作成日時:2014年6月7日 10時