家族ノカタチ

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すると







山田「翔真。こっちおいで」






と手招きをされ山田の方へ足を向ける




『……なんですか…』




山田「ここに座って」



といわれ山田に背を向けるように座った



するとブォォォという風の音が聞こえ頭に当たった



ドライヤーだろう。髪を乾かしてくれている



『そんくらい、自分でできます、』



山田「いいからいいから。俺姉と妹がいてよく乾かしてあげてたんだ。
くせだよ。そんくらい付き合って」



そう言われ僕は大人しく座っていた



『………』




山田「お風呂楽しかった？大ちゃんと楽しそーにしてたけど」



『あれは有岡が勝手に、』



山田「あ、俺にさ敬語とか使わなくていいよ。ここの全員にも。もう家族なんだし」



『………』


家族。



こいつらも、他の奴らとは変わらないんだ


家族ごっこ。




山田「ほら、かわいたよ。」




綺麗にかわいた髪の毛にブラシも通されてサラサラになった


『……』




山田「じゃ、俺お風呂入ってくるから。
明日は土日だしゆっくりしてていからね」



なんていわれお風呂へと行ってしまった




ソファーの下に座りテレビを眺めていた




その時




テレビに映る有岡と八乙女



『え、、』


どういうことだか頭が追いつかず2人を交互にみる



八乙女「なんだよw」




『いや、だって、』


そう言いながらテレビを指さす




すると




八乙女「山田から何もきいてねぇーの、？」



焦った表情で言う八乙女




すると




八乙女「俺たちの仕事って少し特別で、

アイドルなんだよね」




その言葉に固まる俺




『…あ…いどる…







アイドル！？！？』





これから一緒に住んでいく人が有名人って、




そんなの、嫌なんだけど






どうやら僕は凄いところに養子で引き取られてしまったようです。




また、めんどくさい事に巻き込まれるよ

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