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1人でリハビリを続ける毎日
筋肉が衰え、それを戻すリハビリ
衰えた筋肉を動かすのは激痛が伴う
『いっ……!』
「あんまり、無理しないで」
先生は僕を支えるように手を出す
その優しさを僕は振り払い
『手……出さないでください…』
威圧的に言った
その時だった
主治医の先生が僕のそばに来ていった
「覚えてないかもしれないけど、君のお母さんだという人が来てる。
どーする？
会うかい？」
心臓が大きく飛び跳ねた
それと同時に頭の中はハテナがいっぱいだった
僕はとりあえず頷き車椅子に乗って病室へと戻る
扉を開け中に入るとそこにはすごく痩せた母さんがいた
扉が閉まる音だけが聞こえる
僕は何も言わず母さんの隣に移動する
その瞬間泣き崩れたお母さん
「良かった…っ……生きててくれて良かった…」
そう、はっきり口にした言葉
僕は思わず『どういうこと？』
そう聞いていた
母さんは泣きながら今までの事を語った
僕が知らないことが沢山あった
母さんが僕を家族の反対を押し切って、家を出るくらい必死になって産んでくれたこと
それでも、17歳のお母さんはその荷はおもく辛く、悲しい事しかなかったこと
遊園地で僕とはぐれたのもわざとだったということ
「遊園地ではぐれたとき、私っ…ずっと傍であなたを見ていたのっ……
警察に優しくされているあなたをみて…私は限界を感じたの……
私が居たら、あなたは幸せになれないって…
だから……あなたを……捨てたのっ……
こんなこと言っても…覚えてないかもしれないけど…ほんとにあなたの事を大切だって思ってたの」
涙を流しながら訴える母さんの姿はその時本当に辛かったのだと伝わってくるものだった
その姿をみて、僕は思わず
『じゃ……どうして僕のことを忘れたフリをしたの……』
母さんは顔を上げる
なぜ覚えているのと言いたげな顔だった
「そ、それは…」
『僕を助けるにはこうするしか無かったとでも言いたいの……？』
「そうするしか……なかったの…」
『間違ってる……母さんのやり方は間違ってるよっ……
僕はどんな形でも母さんのそばにいたかった…
苦しくても、辛くてでも
大切な母さんのそばいられるならっ……!!!!』
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中島侑李(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品大好きで毎日の楽しみでした！もしよかったらなのですがJUMPのメンバーそれぞれが父親になって子育てをする作品を書いて頂きたいです！ (2020年3月25日 0時) (
レス) id: 1f8c90ab72 (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 続きをみたいです！待ってます！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪だるま | 作成日時：2020年2月6日 23時
