グレイス=フィールドの最年長 (ページ47)

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46話ページ47

Aside

エマの発言によりおじさんが震え出した。息も過呼吸になるかけかなり様子がおかしい…

エマ「！！？」

ドン「？オイ…」

そのままブツブツとおじさんは頭を抱えながら何か言っているけど…上手く聞き取れない

おじさん「ルーカスお前は黙ってろ！！」

ドン「いっ！！？」

『おじさん？おじさん！？』

私達の声も存在もなかったかのように、何かに取り憑かれたように声をあげる

『…パニック障害？』

おじさん「いやだ、いやだ、ちくしょう」

私もエマもレイも動けずただその場に立ち竦むがおじさんが頭を抱え下を向いていたのに突然斜め上をむき

おじさん「マズイ…奴らだ」

フラ…

ゴトン

そんな音とともにドサッと倒れ込んでしまった

『え、やだちょっと……ﾀﾋんだ！？』

ギルダ「ちょっと怖いこと言わないでよ！！」

少しおじさんの体を触り確認するが気絶しているだけだった

レイ「気絶したフリか？」

『いいえ、本当に気絶しているわ…』

ドン「いきなりどうして…」

ナット「てかルーカスってだれ？」

『これはパニック障害ね、過去に何かトラウマのあった出来事が蘇るとこうなってしまうの』

エマ「大丈夫かな…」

『ﾀﾋにはしないわ…ただ、一体何が……』

私達はおじさんを見る

レイ「奴らって何だ…？まぁいい、とりあえずオッサンは夢ん中だ。今の内に色々と調べようぜ」

「『レイ…』」

『…そうね、とにかくここはミネルヴァさんが残したシェルターだからまずは資料室』

エマ「うん」

ロッシー「しりょうしつ？」

『おじさんが言ってたでしょ？ここには世界についての情報や資料も揃ってるって』

レイ「……よし、俺とエマとA姉で資料室を探す。ドンとナットはオッサンの見張りを頼む」

ドン・ナット「「了解」」

レイ「他のみんなは眠れる部屋を探してくれ」

ギルダ「わかった」

レイの指示を元に私達は一旦バラけることになった