47話 ページ48
Aside
資料室を探そうと歩み出すがイベットがある一室を見つめ立ち止まっている
アンナ「?イベット?」
『どうしたの?』
イベット「ねぇA姉、アンナこの部屋…誰の部屋だろう」
その質問に私達は部屋を覗くがそこには赤いペンでなのだろうか、壁いっぱいに文字や絵が書かれていた
アンナ「何……これ」
イベット「?みつ…りょうしゃ…?」
『ちょっと、私この部屋調べるね…2人は部屋を探してきて』
そう言ってアンナとイベットをみんなの元へ向かわせ私はこの部屋を調べる
『密猟者…?それを囲む助けての文字……こっちの壁は名前?ダイアン…ペドロ、ダイナ……ダイナにだけ下線引かれてる……もしかしてこれおじさんが書いたならおじさんの大切だった人?』
ルーカスって名前はないわね……
すると突然背後から肩に手を置かれた
レイ「A姉」
『…レイ、どうしたの?』
レイ「資料室を見つけた。てかこの部屋」
『なんでもないわ、資料室に行きましょう……皆は?』
レイ「もう寝るみたいだな」
とにかく安全に寝れる場所ができてよかった。ここで皆の旅の疲れが取れるといいな
そう思いながら私達は資料室へ向かった。資料室ではエマがもう何冊か重要な本を取り出していた
『これ……農園について書かれてる』
エマ「これはこっちの世界の植物図鑑でこっちは絵本!」
『絵本は…今いいかな』
レイ「そんでこれが約束と鬼について」
『!?』
もうそんなにゴールに近づくの?そう思い開いてみるが文字が全く読めない
『これ……古文書?』
レイ「それにこの出版年もどれも2015年以前のもの」
エマ「そしてこれ……」
そう言って古文書から取りだしたのは手紙、内容は簡潔に言うと……到着おめでとう、このシェルターを君たちにあげるけどその先の安住の先を目指すならA08-63へ
『A08-63…』
エマ「行こう!言って確かめよう」
『でもきっと全員では行けないわ……どこかの部屋に書いてあったの、密猟者って』
レイ「……なぁ一つ考えがあるんだが…オッサンにガイド頼もう、そして俺とエマでミネルヴァ探しへ行く」
『……え、ちょっと待って私は?』
レイ「A姉は…ここに残って欲しい」
告げられたのは、突然の戦力外通告だった
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作者名:空白ニダ | 作成日時:2023年4月2日 22時