39話 ページ40
Aside
ギルダ「大体...エマはいつだって無茶がすぎるのよ!」
ドン「耳切るのだって当初の計画にはなかったしな」
『勇敢なのはいい事なんだけどね』
ギルダ「そこ!甘やかさない!」
『はーい』
ギルダ「いい?エマ、確かに勇敢なのはいいけど死んだら終わりじゃ無茶しすぎんな!!」
そう言ってエマのほっぺをぎゅうと引っ張るギルダ...あーあ赤くなってる
エマ「ごめんなひゃい.....でも」
ギルダ「でもじゃない」
エマへの説教が続き、レイはエマに呆れたような顔をする
レイ「言われてる言われてる」
『言っとくけどレイもよ?』
レイ「ん?」
『行け!クリス!』
そういうとクリスティがはい!と元気よく返事をし他の何人かもレイの元へ向かう
クリスティ「オトリになったって聞いた」
イベット「あのトカゲみたいな鬼も一人でやっつけようとするし」
マルク「追手相手にただ鬼ごっことか正気!?」
アリシア「正気じゃない」
口々に5歳児から正論を言われ困惑するレイ.....いいわよもっと言いなさい
ラニオン「レイは目を離すとすぐタヒのうとするからな」
トーマ「またかよ」
レイ「いや待て待て待て俺は_______」
言い訳を言おうと発言するレイにムジカとソンジュが相手側の見解を述べる
ムジカ「はいじゃあソンジュに聞いてみよう」
ソンジュ「あれは10:0で死んでた」
クリス「ほらぁーーー」
レイ「オーーイ!!」
するとずっと涙をうるうるさせていたジェミマがとうとう半泣きでレイに抱きつく
ドミニク「あーあ、なかせたー」
レイ「タヒなない!タヒなないから...!」
そう言ってジェミマをあやすレイ
『エマ、レイ.....皆心配してるのよ』
レイ「!」
『エマとレイが皆のことを心配するのと同じように、今回皆すごく心配してた』
ナット「うん、ドンとギルダも泣きそうだった」
ドン「ナット!?しーー」
エマにずっと抱きついていたギルダがエマ達に訴えかける
ギルダ「助けが要るならそう言って、辛かったら我慢しないで、私達にだってできることあるわよ.....危なかったらまず自分が逃げて.....お願い、お願いだから自分を大切にして」
エマ「うん.....ありがとう、ごめんねみんな」
こうしてエマとレイの説教が幕を閉じる
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作者名:空白ニダ | 作成日時:2023年4月2日 22時