23話 ページ24
Aside
今はエマは何も出来ない、ノーマンがいなくなってしまった今、待っているのはママによる直接支配
脱獄の決行は1月14日、レイの誕生日の前夜
それまで2ヶ月とない
私も体力つけないと
ドン「A姉?」
『なんでもない、私も鬼ごっこまぜて』
とにかく今はわたしにできることをやるしかない
ノーマンがいなくなってしまってから約1ヶ月後
IN医務室
私達は5歳までの子達を引き入れた。そして今あることで悩んでいる。
4歳以下を置いていくか、全員で逃げるか
医務室に4歳児で1番賢く信頼のあるフィルを呼んだ、真実を知ってすごく悲しがっている。でもなんとなくそんな気はしてたっぽい...さすが、賢い
『フィル...あのね、今ある二つのことで悩んでるの、赤ちゃんまで全員連れていくか4歳以下を置いていくか』
ドン「えっ」
エマ「出荷されるのは満6歳から1番誕生日が早いマーニャでも1年半の時間がある」
『フィルを含めてみんな成績は悪くないからすぐに出荷されることは無い、短くても2年の時間はある』
エマ「フィル...」
フィル「待てるよ、僕...だから置いてって」
エマ「フィル...ありがとう」
『じゃあフィルにはこの本あげる』
ギルダ「何?その本?Be quiet?」
『その本を水に濡らして読んでいくと、ハウスの秘密が沢山書いてある。それを読めば、最悪脱獄もできるわ』
フィル「...この本僕読んだことある。水に濡らして読んでいくと真実...ありがとう」
エマ「私読んだけどそんなの私知らなかったんだけど!」
『言ってないもんってか読んじゃダメって言ったのに...読んだな?』
エマ「はっ!」
私達はつかの間の休憩を楽しんだ
脱獄まであと
1ヶ月
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作者名:空白ニダ | 作成日時:2023年4月2日 22時