グレイス=フィールドの最年長 (ページ21)

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20話ページ21

Aside

レイ「決まりだ、明日お前は塀に上って逃げたフリ」

ノーマン「ついでに下見もして来よう、警備が軽いうちに済ませておいた方がいい」

エマ「だね」

ノーマン「それに気になっていることもあるし.....そういえばレイとA姉さんはいつどうやって秘密を知ったの？」

『まぁ...普通は気づきようがないものね』

レイ「ああ.....それね、それは.....最初から」

レイが話してくれた。私もレイがどうして知ってるのか知らなかった

でもびっくりした。幼児期健忘が起こらなかった。胎児の頃からの記憶があること

ノーマン「待って、じゃあ門の先は外じゃなくて」

レイ「ああ、本部...そんで6歳の誕生日にママに確かめて取り引きをした。それだけの話さ.....ついでにわかったろ」

エマ「え」

『つまり、今までの話をまとめると本部と近接する5つのプラント...それがこのGF農園ってこと』

レイ「門は逃げ道にならないだからこそ俺達への警備が甘い」

そう言ってレイは今までの報酬でつくった発信機を無効化できる機械を渡した

今、ドンとギルダがロープをつくってるそう

エマ「ノーマンは死なせない、全員！絶対生きてここを出よう！」