18話 ページ19
Aside
『ノーマンが...出荷.....』
レイ「ママ、エマのその足」
イザベラ「折れてるわ完全に、私が折ったの」
レイ、ドン、ギルダの3人がギョッとする
イザベラ「大丈夫よ、上手く折ったから傷一つ残さず元通りになるわ...でもしばらくは絶対安静、全治1〜2ヶ月ってところかしら...あなたの誕生日に間に合えばいいわね、レイ」
ギルダ「ねぇ...なんで、A姉...そこにいるの？」
イザベラ「あぁ、言ってなかったわね、Aはママの勉強をしているの」
ドン「ママの...勉強？」
イザベラ「えぇ、飼育監候補よつまりあなた達の敵...ノーマン、その袋後でこちらに頂戴ねさ、お家に帰りましょう」
IN医務室
ノーマン「エマ.....」
『私はあなたたちの敵じゃないわエマ、そんな悲しい顔をしないで』
エマ「A姉は、知ってたんでしょ？ノーマンが出荷されること」
『知ってた...けど、レイが定例出荷はないって言ってたからもしかしたら嘘だったのかもって気持ちにすがってたの』
ノーマン「大丈夫、とられたのはロープだけだ。僕らの真の計画はまだバレていない...エマの足も治る。脱獄は成功する」
エマ「ち、違う...今は」
ノーマン「待ってて、お水とってくる」
ノーマンが扉をでるとトーマとラニオンが入ってくる
トーマ「大丈夫？エマ」
ラニオン「うわぁー足折れてる」
この世界はこんなにも醜くて、こんなにも儚いものなのか.....
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作者名：空白ニダ | 作成日時：2023年4月2日 22時
