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服部平次 * 告白 ページ36

『ロンドンで告られた!?』

蘭「しー!!!」

『ご、ごめんっ』

Aは声を潜めて蘭から新一に告られるまでの
経緯を聞いた。

『ロマンチック〜!ロンドンの街で、バッと
腕を掴まれて...』

蘭「ちょ、ちょっと!恥ずかしいからやめてよ〜」

『えー?』

照れる蘭をからかうA。

その横ではコナンが頬杖をついて雑誌を
読んでいた。顔を赤くしながら。


蘭「そういえばAちゃんは好きな人いないの?」

『そ、それは...』

ギクッとわかりやすく反応したAに蘭は
仕返しとばかりに詰め寄る。

蘭「いるんだぁ!あっ、もしかして大阪の人?」

『...そうです』

先程とは打って変わって顔を赤くして声が
小さくなるA。

蘭「へぇ!じゃあさ、こっちに引っ越してくる前に
告白とか...?」

『...しました、手紙で』

大阪から東京に引っ越すことになったAは
長年想っていた幼馴染に恋文を残してきたと
話した。

それを聞いたキャーと蘭は声を上げる。

蘭「ねぇどんな人どんな人!?」

興味津々の蘭にAはポツポツと特徴を
教えた。

『えっと...色黒で、背は高い方、かな』

蘭「うんうん!」

『あとバイク乗りこなすの!高校生のくせに!』

蘭「へぇ!」

コ「...」

『それで...あ!推理が得意で、西の高校生
探偵だかなんだか言われてて...』

蘭.コ「 「...」 」

あとはー...と説明を続けるAを蘭とコナンは
固まって見ていた。

コ「ね、ねぇねぇAねーちゃん」

『んー?』

コ「その人の名前ってさ...」

そうコナンが聞いた時。


「よー!元気にしとったかー!」


バンといきなり扉を開けて姿を現した人物。

その人物に3人は目を見開いた。

蘭「服部くん!?」

コ「服部!?」

平「よう工ど...コナン君!相変わらず
ちっこいのー!」

わしゃわしゃとコナンの髪を適当に撫でた
服部平次。

コ「やめろって!お前何しにきたんだよ...って
それよりも...!」

平次の手を振り払ったコナンがふと先程の会話を
思い出すと平次が顔を上げた。

平「実はな、ちょっと頼み事があっ...」

瞬間ピタッと身体を止めた平次。

そして蘭の隣の人物に、目を見開いた。

平「...A、か...?」

平次と目が合ったAはアワアワしながら
蘭の後ろに隠れた。

*→←*



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みち - 43ページのジン可愛すぎかよ… (2019年5月1日 4時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - 音さん» 大丈夫ですよ! (2019年2月26日 3時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 2回目にしたコメント字が抜けてました...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 これ正しくはアニメで見ました。 でした。 すみませんでした...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 作者さんにお聞きしたいことがあるのですが...。 作者さんとお話したいと思っているのですが...。 ここ以外でお話することって可能ですかね? (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 ここの小説ではこの修学旅行編を書いてる 人って居ないですよね? ここの小説でも読んでみたくて探しては みたのですが...。 いつかここでも読めたら良いですよね?...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2017年9月27日 23時

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