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赤井秀一 * 誕生日 ページ17

沖「あのAさん...」

『...』 つーん

ある日曜日の午後。阿笠博士の家には

コナンと灰原と少年探偵団の3人とA。

そして先程、沖矢がカレーを持ってやってきた。

しかし沖矢に対して冷たいAを見てコナンが
そっと耳打ちした。

コ「ねぇ、なんかあったの...?」

沖「ああ...実はな...」

沖矢は困ったようにコナンに話した。

昨晩、Aとディナーの約束をした事を忘れて
すっぽかして仕事に行ってしまった事。

しかも昨日がAの誕生日だったという事を
コナンに話した。

コ「...それは怒るのも無理ないね...」

沖「あぁ。まさか誕生日だったとはな...
どうしたものか」

と沖矢は腕組みをして悩んでいる。

そこに子供達のワイワイした声が聞こえた。

歩「はいAおねーさん!誕生日プレゼントだよ!」

『え?私に?』

光「本当は昨日渡したかったんですけど...」

『ど、どうして私の誕生日を...?』

元「そりゃ俺達は少年探偵団だからな!
なんでも知ってるんだぜ!」

と目の前に差し出されたプレゼントに
感極まるA。

『ありがとうっ!嬉しい!』

そう言ってぎゅーっと3人を抱きしめる。

『私の誕生日忘れてたどっかの誰かさんとは
大違い!!』

沖矢に届くように嫌味を言うAにコナンは
ははは...と苦笑いをした。


その日は結局、Aと沖矢は会話をせずに
それぞれの家へ帰宅した。


次の日。

『こんにちは〜』

安「いらっしゃいませ、Aさん」

『安室さん!』

Aは仕事の昼休憩にポアロへやってきた。

奥のカウンター席に座りメニューを見ずに
注文をする。

『サンドイッチで!』

安「相変わらず好きですね」

『だってすごく美味しんですもん』

サンドイッチが来るまでスマホを見ていたA。
その画面は赤井からのメールだった。

《 すまなかった。必ず埋め合わせをする 》

そのようなメールが数件きていた。

じっと文字を見つめていると

安「お待たせしましたAさん。
...どうかしましたか?」

『い、いえ!ありがとうございます!』

カチッと画面を切ってスマホを仕舞うA。

いただきます、とサンドイッチを口に運んだ。

『美味しかった...あ、梓さん、コーヒー
お願いします』

梓「かしこまりました」

Aは近くにいた梓に食後のコーヒーを頼んだ。

しばらくすると安室がAの前にコトッと
コーヒーを置いた。

*→←*



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みち - 43ページのジン可愛すぎかよ… (2019年5月1日 4時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - 音さん» 大丈夫ですよ! (2019年2月26日 3時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 2回目にしたコメント字が抜けてました...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 これ正しくはアニメで見ました。 でした。 すみませんでした...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 作者さんにお聞きしたいことがあるのですが...。 作者さんとお話したいと思っているのですが...。 ここ以外でお話することって可能ですかね? (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 ここの小説ではこの修学旅行編を書いてる 人って居ないですよね? ここの小説でも読んでみたくて探しては みたのですが...。 いつかここでも読めたら良いですよね?...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2017年9月27日 23時

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