番外編1 想ひ出の写真2 ページ34
〜Aside〜
その後、指揮者に千秋が決まって練習が始まったけど―――――
全員-A・千秋「ひぃ〜かりのこぉ〜えがそら たぁかく聞こぉ〜える きぃみも星ぃだよぉ〜」
“バァン!!”
全員-A「っ?!」
A「テメェら………………!情熱が足りねぇんだよ!情熱がぁ!!」
千秋「A………………?!」
A「私が伴奏者を務める以上、目指すは金賞だからな?返事は!!」
全員-A「は、はいぃぃ!!!」
A「よし。もう一回いくよ。」
案外、伴奏者は始めると夢中になって、サボることなんてなかった。
千秋「ありがとうな。」
A「え?」
千秋「伴奏者引き受けてもらって。」
A「あぁ………………。別に気が向いただけだし。というか、腑抜けた歌、歌ってたら私やめるからね?伴奏者。」
千秋「そ、それだけは!!」
アワアワと慌てる千秋。
冗談なのに。
A「あははっ!冗談冗談!」
千秋「よ、よかった………………。」
A「千秋。」
千秋「?」
A「絶対、金賞取ろうね。」
千秋「ああ!」
“〜♬”
紅郎「珍しいな。Aがピアノ弾くなんてよ。」
A「今度合唱コンクールの伴奏やるから。」
櫻子「お姉ちゃんが伴奏者やるの?!私も行くー!!」
紅郎「馬鹿野郎。櫻子は学校だろ?来るなよ?」
櫻子「むぅ………………。」
………………なんか、家族の会話聞いてたら癒やされたわぁ←
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Fine(プロフ) - 素晴らしい作品をありがとうございました……凄く感情移入しちゃって途中からずっと泣きながら読んでいました。頑張って乗り越えた千秋達にはもうずっと幸せに暮らしていってほしいです。本当にありがとうございました。 (2021年6月29日 23時) (レス) id: f4f4fca585 (このIDを非表示/違反報告)
weasel(プロフ) - 最後の方とても感動して涙出てきました! (2018年1月28日 0時) (レス) id: f640e5d017 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まこと | 作成日時:2017年10月12日 16時